26日から本戦が始まる、今シーズン最後のグランドスラム「全米オープン」。その予選が終了し、第7シードで出場する錦織圭(日本/日清食品)の1回戦の相手が世界205位のマルコ・トゥルンヘリッティ(…

26日から本戦が始まる、今シーズン最後のグランドスラム「全米オープン」。その予選が終了し、第7シードで出場する錦織圭(日本/日清食品)の1回戦の相手が世界205位のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)に決定した。

同じ29歳である両者は、今回が初対戦となる。相手のトゥルンヘリッティは、今シーズン3月4日付けの世界ランキングでキャリアハイの112位を記録した。2月の「ATP250 サンパウロ」では、その時世界70位だったダニエル太郎(日本/エイブル)と対戦。フルセットで、最終セットはタイブレークの末にトゥルンヘリッティが勝利を挙げている。

錦織にとって「全米オープン」は2014年に準優勝、2016年と2018年にはベスト4と、グランドスラムの中で最も結果を残している大会だ。

大会公式サイトによると、錦織は現地23日の記者会見で「グランドスラムで一番良い結果が出せているのが全米オープンだと思います。この大会は多くの自信を持ってプレーできると思います。とてもワクワクしています」と話した。

錦織が1回戦で、良い滑り出しを見せることが期待される。

なお、錦織が初戦を突破すると、2回戦では世界100位で「ウィンブルドン」でも戦ったチアゴ・モンテーロ(ブラジル)対、世界108位のブラッドリー・クラン(アメリカ)の勝者と対戦するドローとなっている。

その後も錦織やシード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦では第31シードのクリスチャン・ガリン(チリ)、4回戦では第12シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)、準々決勝では第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する可能性がある。

また、男子シングルス本戦には世界59位の西岡良仁(日本/ミキハウス)も出場予定で、1回戦で世界155位のマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦することが決まった。

「全米オープン」は現地26日に開幕。テニスデイリーではサイト上で、大会初日の模様を生配信する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」での錦織

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)