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「自分はラッセル・ウェストブルックとは違う」

サンダーは、このオフにクリッパーズ、ロケッツと大型トレードを成立させ、ポール・ジョージとラッセル・ウェストブルックを放出し、シャイ・ギルジャス・アレキサンダー、ダニーロ・ガリナーリ、クリス・ポール、ドラフト指名権を獲得した。

中でもサンダーが期待を寄せているのは、2019-20シーズンが2年目のギルジャス・アレキサンダーだ。1年目からクリッパーズのレギュラーを掴み取り、昨シーズンは全試合に出場(先発出場は73試合)し、平均10.8得点、2.8リバウンド、3.3アシストを記録した。

まだ2年目の選手に多くを望むべきではないものの、ウェストブルックが抜けた今、これからのサンダーを背負って立つ新エース候補として注目されている。

だが彼は冷静だった。小学校でのイベントに出席した際、「自分はラッセル・ウェストブルックとは違う」と語った。

「名前も違うし、身体のタイプも違う。まったく似ていない。僕は自分のベストを尽くす。それ以外のことは、自然に任せる」

新天地では、ポールとプレータイムを分けると見られているが、ギルジャス・アレキサンダーは起用法に関しては気にしていないと話す。

「状況にかかわらず、自分は一生懸命やって、自分のプレーをする。結果として良い形にはなるだろうけれど、先発云々という話は気にならない。自分への評価も気にならない。ただ、一生懸命やって、このまま進んで、ありのままの自分でい続けるだけ」

すでにポールと練習しているというギルジャス・アレキサンダーだが、「秘密にしておきたいこともある」と、笑顔で語った。

「試合についてだったり、考え方だったり、多くを学ばせてもらっている。彼は非常に優秀な選手で、何年も今の地位にいる。それに憧れてきた選手だからね。これからもできるだけ彼から学びたい」

再建へと舵を切ったサンダーが、再び西カンファレンスの強豪に返り咲けるかは、彼の成長にかかっている。