文=鈴木健一郎 写真=B.LEAGUE

自らのプレーを起点にクリエイトできる司令塔

京都ハンナリーズは今日、中村太地と2019-20シーズンの選手契約を結んだことを発表した。

中村は法政大在学中の22歳。Bリーグ初年度から3年連続で、シーホース三河、富山グラウジーズ、横浜ビー・コルセアーズとクラブを変えながら特別指定選手としてプロの舞台を経験してきた。大学4年で迎える今回は法政大のバスケットボール部を退部してシーズンに臨む。

ポイントガードとして、強気に仕掛ける自らのプレーを起点にクリエイトできる能力が中村の売り。三河と富山ではほとんどプレータイムを得られなかったが、昨シーズンの横浜では43試合に出場して、3試合では先発を任され、2桁得点を4度記録している。

また身長190cmとポイントガードとしては長身で、この点でサイズアップに注力する日本代表候補にも選ばれ、今夏には若手主体の代表の一員としてジョーンズカップにも参戦した。

「このような選択を認めてもらった法政オレンジのスタッフ、チームメイトにはとても感謝しています。タイトル獲得のために京都ハンナリーズの戦力として貢献していきたいです」と、中村はクラブを通してコメントを発表している。

これまで大学とBリーグを掛け持ちして様々な経験を積んできた中村が、いよいよ本当の『プロでの戦い』を迎える。京都のポイントガードは綿貫瞬と村上直がいずれもベテラン。中村は思い切りの良さを出し、チームにアグレッシブさを注ぎ込むことが求められる。