22日、今年最後のグランドスラム「全米オープン」のドローが発表され、女子シングルスに第1シードで出場する大坂なおみ(日本/日清食品)は、1回戦で20歳で世界93位のアナ・ブリンコワ(ロシア)と…

22日、今年最後のグランドスラム「全米オープン」のドローが発表され、女子シングルスに第1シードで出場する大坂なおみ(日本/日清食品)は、1回戦で20歳で世界93位のアナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦することが決まった。

大坂とブリンコワは今回が初対戦。ブリンコワは過去に2度「全米オープン」本戦に出場しているが、未勝利。しかし今年の「全仏オープン」では3回戦に進出している。

また、2回戦では世界80位のマグダ・リネッテ(ポーランド)対世界95位のアストラ・シャルマ(オーストラリア)の勝者と対戦するドローとなっている。

その後も、大坂やシード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦では第28シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)、4回戦では第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、準々決勝では第7シードのキキ・バーテンズ(オランダ)、準決勝では第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、決勝では第2シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する可能性がある。

ただ3回戦では、「ウィンブルドン」予選を1968年のオープン化以降最年少となる15歳122日で突破し、ベスト16まで進出した期待の15歳であるコリ・ガウフ(アメリカ)と当たる可能性もある。

大坂にとっては昨年覇者として臨むことになる今大会。同じくハードコートの大会である「全豪オープン」でも優勝し、大きな結果を残したものの、クレーコートの「全仏オープン」は3回戦敗退、芝コートの「ウィンブルドン」は1回戦敗退と悔しい結果となった。

なかなか期待される結果を残せず苦しんだものの、8月上旬には「今になってやっとその楽しさを再び思い出しているところです」と前向きになってきたことをTwitterで投稿しており、得意のハードコートの大舞台で今年も躍動する姿を見せてくれることが期待される。

また女子シングルス本戦には世界110位の土居美咲(日本/ミキハウス)も出場し、1回戦で第10シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦することが決まった。

その「全米オープン」は26日に開幕し、テニスデイリーではサイト上で、大会初日の模様を生配信する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)