22日、今年最後のグランドスラム「全米オープン」のドローが発表され、男子シングルスに出場する世界59位の西岡良仁(日本/ミキハウス)は、1回戦で世界155位のマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦…

22日、今年最後のグランドスラム「全米オープン」のドローが発表され、男子シングルスに出場する世界59位の西岡良仁(日本/ミキハウス)は、1回戦で世界155位のマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦することが決まった。

両者は2015年に1度ツアー予選で戦っており、西岡がフルセットで勝利している。ギロンは過去予選に3度、本戦に1度の合計4度「全米オープン」に出場しているが、予選も含めて未勝利。

一方の西岡も過去4度出場しており、本戦での勝利は2015年の1回戦のみ(予選は2度突破)。まずは4年ぶりの1回戦突破を目指すことになる。

また勝利すると、2回戦で第26シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)対世界63位のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)の勝者と対戦することになる。

西岡は前哨戦の「ATP1000 シンシナティ」2回戦で錦織圭(日本/日清食品)を破ると、その勢いのまま自身初のマスターズ1000ベスト8へ進出。準々決勝は食中毒のため試合前棄権となったが、世界ランキングもキャリアハイの58位に迫る59位と、あと一歩のところまできている。

錦織を破った後には「この経験というのが次の全米オープンや来年のオリンピックなど、いろんなところで活きてくると思う」と西岡は話しており、この大舞台で活躍できるか注目だ。

また男子シングルスに第7シードで出場する錦織は、1回戦で予選勝者と対戦する予定。

その「全米オープン」は26日に開幕し、テニスデイリーではサイト上で、大会初日の模様を生配信する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」での西岡

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)