広島―ヤクルト20  2回ヤクルト無死、村上が中越えに30号ソロを放つ=マツダ【写真提供:共同通信社】


■村上宗隆(東京ヤクルト)
○8-4vs広島東洋(マツダスタジアム)
打撃成績/中本①、空三振、四球、遊飛

 東京ヤクルトの村上宗隆が22日の広島東洋戦で2回に先制本塁打を放ち、チームの勝利に貢献。高卒2年目以内の選手のシーズン30本塁打以上は1953年の中西太(西鉄)、1986年の清原和博(西武)以来33年ぶり3人目、セ・リーグでは初の快挙となった。

 「6番・一塁」でスタメン出場した村上は、先頭打者として打席に入った2回、広島東洋の先発・山口翔から左中間へ先制点となるソロ本塁打を放った。村上は「甘い球だったが、ミスショットすることなくしっかり押し込めた」と、同じ熊本県出身で同級生の山口からの一発を振り返った。

 今季は開幕からスタメン起用され、一時は4番を任されるなど、クリーンアップの一角として最下位に低迷するチームで本塁打を量産した。打率の低さから6番に降格しているが、この日の本塁打で8月の月間本塁打は早くも10本。高卒2年目までに月間2ケタ本塁打をマークしたのは史上初で、月間MVP候補に名前が挙がっている。

 高校時代は清宮幸太郎(早実高、現北海道日本ハム)、安田尚憲(履正社高、現千葉ロッテ)と“超高校級スラッガー”として名を馳せた村上だが、史上3人目の快挙に、新人王獲得も現実味が増してきた。清宮の外れ1位として東京ヤクルトに入団した村上だが、2年目で同世代のライバルたちに大きな差をつけた。