21日、今年最後のグランドスラム「全米オープン」が大会公式サイトで男女シングルスそれぞれのシード選手を発表。錦織圭(日本/日清食品)は男子シングルスに第7シードで、大坂なおみ(日本/日清食品)は女子シングルスに第1シードで出場することが決ま…

21日、今年最後のグランドスラム「全米オープン」が大会公式サイトで男女シングルスそれぞれのシード選手を発表。錦織圭(日本/日清食品)は男子シングルスに第7シードで、大坂なおみ(日本/日清食品)は女子シングルスに第1シードで出場することが決まった。

錦織は昨年の「全米オープン」で、第21シードながらベスト4へ進出。2014年は準優勝、2016年もベスト4と、グランドスラムの中でも最も結果を残しているこの大会に、昨年より高いシードで挑むこととなる。

男子シングルスの上位4シードは順に、昨年含む3度優勝しているノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同じく3度の優勝経験があるラファエル・ナダル(スペイン)、過去に5連覇したことがあるロジャー・フェデラー(スイス)、最高成績がベスト8のドミニク・ティーム(オーストリア)となっている。それぞれが順当に勝ち進むと、錦織は準々決勝でこの4人のうちの誰かと当たるドローになる見込みだ。

錦織は「ウィンブルドン」でベスト8となるも、その後未勝利。だが、グランドスラムに限れば昨年の「ウィンブルドン」から現在5大会連続でベスト8以上となっており、結果が期待される。

大坂にとっては昨年覇者として臨むことになる今大会。同じくハードコートの大会である「全豪オープン」でも優勝し、大きな結果を残したものの、クレーコートの「全仏オープン」は3回戦敗退、芝コートの「ウィンブルドン」は1回戦敗退と悔しい結果となった。

なかなか期待される結果を残せず苦しんだものの、8月上旬には「今になってやっとその楽しさを再び思い出しているところです」と前向きになってきたことをTwitterで投稿しており、得意のハードコートの大舞台で今年も躍動する姿を見せてくれることが期待される。

その「全米オープン」は26日に開幕し、テニスデイリーではサイト上で、大会初日の模様を生配信する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は錦織(左)と大坂(右)

(Getty Images)