文=丸山素行

八村「どのポジションでもスコアできるのが僕らの強み」

ワールドカップに向けた強化の総仕上げとなる国際強化試合が明日からさいたまスーパーアリーナで行われる。日本代表は明日のアルゼンチン戦に向けて前日練習を行い、メディアに公開されたシューティングでは選手たちがリラックスして調整する姿が見られた。

今回の試合は強化が一番の目的のため、結果よりも内容が問われる。それでも指揮官のフリオ・ラマスは世界5位の格上を相手に「勝負にこだわる」とコメントした。「今持っているすべてのものを出そうと思っている。明日コートで何ができるのか。100%出し切ることだけに集中している」

日本代表の大黒柱である八村塁は先週2試合行われたニュージーランド戦の初戦で35得点を記録したが、第2戦では厳しいマークに遭って沈黙した。NBAのドラフト1巡目指名を受けた八村には今回もマークが集中することが予想されるが、八村自身は「僕だけじゃなく、どのポジションでもスコアできるのが僕らの強み」と、チームで戦う姿勢を強調した。

「僕も戦ったことがないので分からない」と前置きしつつ、「アルゼンチンはNBA選手が1人、2人出てきてからドリームチームを倒したり、すごいチームになった。日本も似た部分があるので、良いところを吸収したい」と意気込む。

もう1人のNBAプレーヤーである渡邊雄太は合宿序盤に足首を痛めた影響で、ニュージーランド戦ではプレータイムが限られた。それでもこの1週間で調整は進み、「前に比べたら良い状態でプレーできる」と自信を持ってプレーできそうだ。

アルゼンチンはFIBAランキング5位の強豪。八村、渡邊、ニック・ファジーカスの『ビッグ3』が揃った日本の真価が問われる一戦となる。