「ここだけの感動と興奮がある」 この言葉は、阪神甲子園球場の公式ホームページに掲げられたメッセージの一つ。夏の後半に差し掛かると特に、ずしんと胸に響く。 バーチャル高校野球を閲覧していたiphoneの画面に刻まれた時間、16時12分。筆…

「ここだけの感動と興奮がある」

この言葉は、阪神甲子園球場の公式ホームページに掲げられたメッセージの一つ。夏の後半に差し掛かると特に、ずしんと胸に響く。

バーチャル高校野球を閲覧していたiphoneの画面に刻まれた時間、16時12分。筆者は毎年、夏の高校野球が戦いを終えた瞬間をiphoneにメモリーしている。公式記録における試合終了時間ではなく、オンリーワンの瞬間をスコアとして来年まで記録したいから。

2019年の夏は、スコアの記録がうまくいかなかった。試合終了時刻から数十秒、もしくは数分ズレているかもしれない。決勝戦、最後のプレーを観た瞬間、iphoneの画面を見つめてしまい試合終了の時刻を失念してしまった。

第101回全国高等学校野球選手権大会は、全14日間の日程を終え幕を閉じた。阪神甲子園球場の外野19号門付近外周の地面には、歴代の優勝校が刻まれている。令和初の甲子園・優勝校に刻まれるのは、履正社の文字

夏の甲子園が終了しても、球児たちの夏は続いていく。次の戦いは、今秋。舞台を茨城県水戸市に移し「第74回 国民体育大会いきいき茨城ゆめ国体」が開幕する。国体の組み合わせ抽選会は、2019年9月9日(月)午後2時。決勝戦(22日)のプレイボールから18日後にあたる同時刻、国体の対戦カードが決定する。

「また高校野球が観られる」

この喜びや感情を抱くのは、野球ファンだけではないだろう。大袈裟かもしれないが、日本人にとっての高校野球とはスポーツという垣根を超え、様々な魅力を発信してくれる重要な文化なのかもしれない。

日本高校野球連盟が18日、茨城国体高校野球・硬式の部に出場する12校と補欠校2校を選出した。茨城国体の出場校12校と補欠校2校には、夏の全国大会で星稜(石川)と激戦を繰り広げた智弁和歌山、国体開催地である茨城県の霞ケ浦などが選ばれている。「茨城国体高校野球・硬式の部」出場校と補欠校は以下14校。

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出場12校

八戸学院光星(青森)

仙台育英(宮城)

作新学院(栃木)

関東第一(東京)

星稜(石川)

中京学院大中京(岐阜)

履正社(大阪)

明石商(兵庫)

智弁和歌山(和歌山)

宇部鴻城(山口)

海星(長崎)

霞ケ浦(茨城・開催地枠)

補欠2校

高岡商(富山)

鶴岡東(山形)

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茨城国体の高校野球・硬式は、9月29日から10月2日までの4日間、茨城・水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で開催される。

当該年度の全国高等学校野球選手権大会の準々決勝に進出した8チームと開催県の代表チームなど合計12チームで争う。トーナメント方式の9イニング制で行われ、同点の場合はタイブレーク方式で勝敗を決定する。

さらに11月9日からは「明治神宮大会」が六日間に渡って開催される。

バーチャル高校野球は、秋の高校野球2大会を全試合ライブ配信予定。スマホやPCで高校野球情報を入手し、リアルタイムで試合も楽しめる。そう、高校野球の夏は秋まで続く壮大なSTORYなのだ。

夏が終わってもスポーツブルは、あなただけのONLY ONE!高校野球LIFE!を推奨したい。最高のONLY ONE!高校野球LIFE!を秋までも。そして、102回目の夏を1人でも多くのユーザーと一緒に過ごしたい、そんな願いを込めて。

きょう22日、最高の夏時間をバーチャル高校野球とともに過ごした世界中の皆さんに感謝の想いを。101回目の夏、高校野球の王座を射止めた履正社高等学校硬式野球部、輝く準優勝メダルを獲得した星稜高等学校硬式野球部、両校にありがとうを伝えたい。

兵庫県西宮市甲子園町に位置する阪神甲子園球場では、この夏も「ここだけの感動と興奮がある」ことが証明されたのだから。

文/スポーツブル編集部