錦織圭(日本/日清食品)がマクラクラン勉(日本)とペアを組み、「楽天ジャパンオープン」(日本・東京 /9月30日~10月6日/ハードコート)のダブルスに出場する予定であると、テニスジャーナリス…

錦織圭(日本/日清食品)がマクラクラン勉(日本)とペアを組み、「楽天ジャパンオープン」(日本・東京 /9月30日~10月6日/ハードコート)のダブルスに出場する予定であると、テニスジャーナリストのマイケル・サミュルスキが自身のツイッターに投稿した。錦織とマクラクランは、昨年の「ATP500 ハレ」で1度ペアを組んだことがあり、その際は初戦で対戦したマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ロビン・ハッサ(オランダ)ペアに3-6、6(3)-7のストレートで敗れている。

しかし、マクラクランは現在ダブルス世界ランキング41位と日本勢ではトップ。「チャンスがあったら絶対に組みたい」と、オリンピックでの錦織とのダブルス出場を熱望しており、錦織がダブルスでメダルを狙うには、彼とのペアが最も現実的だろう。

錦織はこれまでに何度か東京オリンピックに対する意欲を口にしており、今回の「楽天ジャパンオープン」のダブルスでの出場も、来年開催される東京オリンピックを見越してのことだと推測される。

錦織は大坂なおみ(日本/日清食品)との混合ダブルスの出場も期待されるが、3種目の出場は少し荷が重たすぎるのか、今のところ可能性は薄そうだ。2人は昨年「日清食品ドリームテニスNAGOYA」において行われたエキシビションマッチでペアを組みダブルスの試合を行っており、インタビューでオリンピックでのペア実現の可能性を聞かれた際には、「またいつか組めたらいいなと思う」と話す錦織に「楽しい。でも練習が必要」と大坂が笑顔で返すという場面も見られた。

今月26日から始まる「全米オープン」に出場予定の錦織、8月に入り「ATP1000 モントリオール」、「ATP1000 シンシナティ」と2大会連続で初戦敗退と、昨年ベスト4入りした得意の「全米オープン」を前に不安の残る結果となっている。また、「ATP1000 シンシナティ」での敗戦後に、2週間ほど息苦しさを感じていると明かし、原因不明の体調不良にも悩まされている錦織。精密検査を受ける予定だとも語っており、一刻も早い回復を祈りたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「ATP500 ハレ」での錦織圭(右)とマクラクラン勉(左)

(Photo by Thomas Starke/Getty Images)