DeNA―広島21  7回、先制ソロを放ち、筒香(左)らに迎えられるDeNA・ロペス=横浜【写真提供:共同通信社】


■ロペス(横浜DeNA)
○1-0vs広島東洋(横浜スタジアム)
打撃成績/左本①

 横浜DeNAのロペスが白熱の投手戦に決着を付ける決勝アーチを放った。

 1球で試合を決めた。休養目的でスタメンを外れたロペスだったが、中盤まで両チーム無得点の展開に、7回の守備から試合に出場した。そして先頭打者として打席に立ったその裏、広島東洋の先発・九里亜蓮の初球のチェンジアップをレフトスタンド中段へ。「集中してなんとか塁に出ようという気持ち」と臨んだ打席の最初のひと振りで、最大級の仕事を果たした。

 「ベンチスタートだったので、最初はちょっと退屈で石川と話をしていた」というロペスは、9回140球を投げきった今永昇太について「ベンチから見ていても、本当にいいピッチングをしてくれていた。7回を投げた時点で最後まで投げてくれるとは思わなかったが、本当にいいピッチングだった」と敬服。その今永とともにお立ち台に上がると、エース左腕の頭や背中をはたき、「ホームラン、ありがとう」の言葉に笑顔で応えた。

 ラミレス監督も「6イニングだけ休養を与えたが、一番いいタイミングでホームランを打ってくれた」と笑み。これで首位の読売巨人を追う2位と3位の直接対決に勝ち越し、なんとか優勝争いに生き残った。日本7年目となるベテラン助っ人は「次の阪神にも勝ち越して、さらにその先の巨人ともいい戦いができるようにガンバリマス」と、最後は日本語で古巣との決戦を誓っていた。