文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部ドラフト1巡目指名「夢を見てるような気持ち」8月16日、日本人として初となる『ジョーダンブランド』と契約をした、ウィザーズの八村塁がNIKE HARAJUKUでトークイベントを実施。ドラフト全体…

文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部

ドラフト1巡目指名「夢を見てるような気持ち」

8月16日、日本人として初となる『ジョーダンブランド』と契約をした、ウィザーズの八村塁がNIKE HARAJUKUでトークイベントを実施。ドラフト全体1巡目指名を受けたバリバリのNBAプレーヤーを一目見ようと、会場にはたくさんの人が訪れた。

MCを務めた佐々木クリスと観客の『塁コール』とともに、八村が登場。ドラフト1巡目指名を受けた後の変化などを聞かれた八村は「人生が変わった感じです」と語った。「よく夢を見てるような気持ちと言うが、本当にそんな感じで、自分がどこにいるかも分からないくらいになった。家族で最高の瞬間を過ごせたのはうれしかった」

そして、ジョーダンブランドとの契約について話題が変わると、会場からは拍手が沸き起こった。八村は「ドラフトにかかったくらいうれしい」と話し、マイケル・ジョーダン本人から電話がきた時は「鳥肌が立つくらい緊張した」とコメントした。

鋼のメンタルの作り方「どれだけ練習するか」

好きなバッシュはジョーダンシリーズの12で、最近は4を履いているという八村。コートでは履き心地を重視し、オフコートではファッションを重視しているという。

「どうやって強いメンタルを築いたか」という質問に対しては「僕も中学、高校は緊張していました」と明かしつつ、このように答えた。「どれだけ練習するかだと思います。練習することによって自分の自信にもなるし、これだけ練習したんだから失敗するはずがないとマインドをだますというか、言い聞かせてやるのがいいと思います」

そして、「僕がバスケをやっている理由は楽しいからであって、どれだけバスケを楽しめるかによって、上にいけるかが関わってくると思う」とバスケ愛を語った。

一昨日には、ニュージーランドとの試合でプレーし、昨日は『NBA2K20』の日本オフィシャルアンバサダー発表会に参加。そして今日はジョーダンブランドのイベントと忙しい日々を過ごす八村。2週間後にはワールドカップが開幕する。八村の忙しい夏はまだまだ続く。