楽天―ソフトバンク20  11回、サヨナラ打を放ち、チームメートに祝福される楽天・銀次(右端)=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


■銀次(東北楽天)
○4−3vs福岡ソフトバンク(楽天生命パーク)
打撃成績/中安、二安、空三振、投犠打、四球、右安①

 東北楽天が延長サヨナラ勝ち。銀次のバットが、首位・福岡ソフトバンクの連勝を6で止めた。

 時計の針は、試合開始から5時間1分が経過していた。3対3で迎えた延長11回裏、先頭の茂木栄五郎の2塁打から犠打、そして浅村栄斗、辰己涼介の2人が申告敬遠されて1死満塁となった場面。「ただ無心に、センター返しを心掛けて打席に入りました」という銀次は、福岡ソフトバンク・高橋純平のフルカウントからの6球目、142キロのストレートを鋭く振り抜いてライト前へ。試合を決めるサヨナラ打を放った。

 「打った瞬間、ヒットというのは分かったので、すごくうれしかったです。なかなか点が取れなかったですけど、最後は勝ててよかったです」と銀次。第1打席、第2打席でもヒットを記録しており、敗れれば貯金なくなる大事な試合で猛打賞の活躍。首位・福岡ソフトバンクの勢いを止め、ゲーム差も6.5として逆転優勝への望みを辛うじて繋げた。

 そしてこの日は、本拠地・楽天生命パーク史上最多となる2万8351人の観客動員数を記録。真夏の大歓声に「これ以上に嬉しいことはない」と頭を下げた主将。息を吸い直すと「必ず勝つので、熱い熱い声援を、よろしくお願いします!」と力強く宣言した。