創立40周年を迎えたMスポーツ。マネージング・ディレクターのマルコム・ウィルソンは、最先端施設の評価センターの整備が最終段階に入り、今後も将来を見据えた活動を続けていく態勢を整えていくようだ。

数百万ポンドを投じて開発されたこの施設は、2017年に完成した2.5kmのテストコースも備えている。FIAの基準に準じて設計されたコースには、750mのストレート、70mの低μ路セクション、定常のコーナリングパッド、様々な形状のコーナーを備え、モータースポーツ車両や市販車の最新技術を試すためのベストなコースとなっている。

評価センターでは、すべてを兼ね備えたワークショップ、コンファレンスセンターの工事が始まり、1万723平米のスペースに独自の施設が完成すれば、Mスポーツのハイテク技術の施設を駆使して、特注の製品や技術の設計やテストが行えるようになる。

このプロジェクトには英国政府の助成金や地元カンブリアの企業パートナーシップへの投資が投じられており、Mスポーツに英国で唯一無二の施設を建設することで、地元の経済やスキルアップへの貢献が期待されている。

「我々が40年前にこの会社を始めた時は、ここまで拡大できるようになるとは夢にも思わなかった」とウィルソン。
「でも、今はMスポーツ評価センターというエンジニアリングの設計や開発の最先端のセンターの建設が佳境に入っている。カンブリアでビジネスを続けることは、自分にとって常に重要なこととなっていた。地元からの支援を受けることで、これまで培ってきた成功を拡大することができる。このMスポーツの評価センターという施設により、自動車技術における世界のリーダーたちが、それぞれの設計や開発のコンセプトを製品につなげていけるようになると考えている」