16日、3回戦に突入した第101回全国高校野球選手権大会は10日目を迎える。本来は15日に開催を予定していたが、台風接近…
16日、3回戦に突入した第101回全国高校野球選手権大会は10日目を迎える。本来は15日に開催を予定していたが、台風接近により日程が変更となった。第1試合は岡山学芸館(岡山)と作新学院(栃木)。第2試合は東海大相模(神奈川)と中京学院大中京(岐阜)が登場する。
2016年に夏の甲子園を制した作新学院は、筑陽学園(福岡)との初戦に5-3で勝利。土壇場で追いつかれ、延長戦の末に勝利という激闘を制した。対する岡山学芸館は、1回戦の初回にエース・丹羽が顔面に打球を受け骨折するというアクシデントもあった中、8回に試合をひっくり返して甲子園初勝利。6-5で広島商(広島)との“中国対決”を制した。逆転の岡山学芸館がどこまで食らいつけるか。
東海大相模も2015年夏の甲子園優勝校だ。今大会初戦ではプロ注目・近江の林を攻略し、6-1で勝利。近江戦では4打数無安打だったが、ドラフト候補にも挙がる5番を任される金城龍彦氏(現・読売ジャイアンツコーチ)の息子・金城飛龍をはじめ、強打者揃いのチームだ。一方、中京学院大中京は北照(南北海道)の好投手・桃枝を撃破して2回戦進出。ともに相手校エースを破って駒を進めてきただけに、高い集中力と勝負強さを発揮しそうだ。