穏やかな喋りの中にも芯の強さ、内に秘めた負けず嫌いさやハングリーさを凄く感じました。 女子力もかなり高くてダイナミックなプレーとは違い、奥ゆかしく、しなやかな一面も魅力的に感じて、1人の女性としてもキラキラしていて、私には新しい発見でした…

穏やかな喋りの中にも芯の強さ、内に秘めた負けず嫌いさやハングリーさを凄く感じました。

女子力もかなり高くてダイナミックなプレーとは違い、奥ゆかしく、しなやかな一面も魅力的に感じて、1人の女性としてもキラキラしていて、私には新しい発見でした。くやしいことや辛さかった経験を力に変えていく強さもあって、素直に現実を受け止めながら努力を積み重ねて、どんどん成長していっているんだなと感じました。

日本代表のエースとしての自覚と責任感も出て2020にむけて頼もしく思いました!トム・ホーバスHCとの関係性も素敵で、厳しい言葉を彼女の中でちゃんと消化して理解し、信頼し合える関係性は素敵だと思いました。

取材・文 / 原田裕花

写真協力 / スタジオアウパ 

インタビューの途中で笑顔を魅せる原田裕花氏

2019年8月、全4話で構成される「三井不動産 Presents CRAZY ATHLETES 宮澤夕貴」。インタビューでは、彼女のバスケットボール人生から一部が切り取られ、日本代表でのチームの裏側も明かされる。最新話の公開は、2019年8月16日(金)お昼12時から「スポーツブル」内の「特集」ページでvol.2が配信予定だ。

宮澤夕貴Profile

宮澤夕貴(みやざわ・ゆき)1993年6月2日生まれ、身長182cm。足のサイズは28cm。神奈川県立金沢総合高校ではインターハイなど数々の大会で功績を残し、高校バスケ界で頭角を表す。Wリーグでは、JXエネルギー(株)に所属している。バスケットボール女子日本代表候補選手として、トム・ホーバスHCからの信頼も厚い。東京五輪へ向けて期待のかかる女子バスケ界においても、今注目のアスリートだ。

【主な大会の成績】全国高等学校総合体育大会(インターハイ)優勝(2011年)皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会ベスト8(金沢総合高2012年)U-16アジア選手権準優勝(2009年)U-17世界選手権5位(2010年)U-18 3×3世界選手権3位(2011年)東アジア競技大会準優勝(2013年)リオデジャネイロオリンピックベスト8(2016年)FIBA女子アジアカップ優勝(2013年・2015年・2017年)Wリーグ優勝皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会優勝

インタビュアー/原田裕花 Profile

原田裕花(はらだ・ゆか)1987年日本リーグ優勝、新人王獲得。89年オールジャパン優勝、日本リーグ優勝。90年シンガポールアジア選手権3位、92年ソウルアジア選手権3位、オールジャパン準優勝。94年広島アジア大会2位。96年、アトランタオリンピック代表選手として7位入賞という記録を持ち、小学校から日本代表までの所属したすべてのチームでキャプテンを務めた経歴を持っている。現在は、スポーツ解説など、コメンテーターとして多岐に渡って活躍中。