「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)女子シングルス準々決勝まで勝ち進み、週明け後の世界ランキング1位返り咲きを決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。大会公式サ…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)女子シングルス準々決勝まで勝ち進み、週明け後の世界ランキング1位返り咲きを決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。大会公式サイトによると、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との対戦後1位復帰について「私は興奮しているような気がします」と語った。

しかし大坂は21歳ながら、しっかりと気を引き締めているようだ。

「一方で同時に、たくさんの努力と頑固さが求められる立場だと思っています。他の人が言うことに影響を受けることはできません」「とにかく懸命に励み、努力して、それから結果は出てくるものだと思っています。でも、勝ち負けについてあまり考え過ぎないようにしなければなりません」

さらに大坂はその後、自身のTwitterアカウントでもコメントを投稿している。

「この数日間、多くを学びました」「No.1に復帰し、最も大切なことでは再び試合中に笑顔になれるようになりました。正直とてもうれしいです。もっと試合をしたり人生から学ぶのが楽しみです。ありがとうトロント、また次回会いましょう」

大坂の次戦は、翌週開催の「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/8月12~18日/ハードコート)に出場を予定している。「全米オープン」直前となる次大会で、大坂がさらなる弾みをつけてくれることを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ロジャーズ・カップ」での大坂なおみ

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)