「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)女子シングルス準々決勝で敗退となった、大坂なおみ(日本/日清食品)。幼少期からの憧れの選手であるセレナ・ウイリアムズ(ア…
「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)女子シングルス準々決勝で敗退となった、大坂なおみ(日本/日清食品)。幼少期からの憧れの選手であるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との対戦後、試合を振り返った。
両者の通算3度目の対戦は、大坂の3-6、4-6とストレートでの初黒星。今回はセレナからブレークポイントを1本も握ることができなかった。しかし、大坂はしっかりと前を向いている。
大会公式サイトによると、大坂は試合後の記者会見で「正直、浮き沈みはなかったと思っています」と話した。
そして「今回はそんなに腹を立てていません。浮き沈みがあったとは思いませんので。けっこういいプレーができたと思いますし、彼女(セレナ)のプレーはただただ素晴らしかったです」とセレナのプレーも称賛した。
「なので、シンシナティやニューヨーク(全米オープン)に向かって、前向きに進んでゆけると思います。たくさんのポジティブなことがありました」
記者から、セレナとは試合後のネット越しにどんな言葉を交わしたかと聞かれた大坂。「彼女は『いい試合だった』と言ってくれました。それで私もいい試合だったと思ったんです」と答えた。
大坂の次戦は、翌週開催の「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/8月12~18日/ハードコート)に出場を予定している。その準々決勝では、再びセレナと対戦する可能性もある。
「全米オープン」直前となる次大会で、大坂がさらなる弾みをつけてくれることを期待したい。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ロジャーズ・カップ」での大坂なおみ(左)とセレナ(右)
(Photo by Julian Avram/Icon Sportswire via Getty Images)