日本時間10日、現在世界6位の錦織圭(日本/日清食品)が、週明けに更新される最新の世界ランキングで、世界5位になることが決まった。錦織がトップ5に返り咲くのは2017年4月17日付けの世界ラン…

日本時間10日、現在世界6位の錦織圭(日本/日清食品)が、週明けに更新される最新の世界ランキングで、世界5位になることが決まった。錦織がトップ5に返り咲くのは2017年4月17日付けの世界ランキング以来、約2年4ヵ月ぶり。

今週開催されている「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)に第5シードで出場した錦織は、自身の初戦となる2回戦で、世界66位のリシャール・ガスケ(フランス)に7-6(6)、2-6、6(4)-7で惜敗。

錦織は昨年も初戦(1回戦)で敗退したためにポイントの変動はなかったが、昨年の「ATP1000 トロント」で準優勝だった世界5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)も初戦敗退し大幅にポイントが失効。錦織を抜く可能性があった世界7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も準々決勝で敗れたために、錦織のトップ5返り咲きが決まった。

その錦織の次戦は、11日に開幕する「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月11~18日/ハードコート)。ドローも発表され、初戦となる2回戦は、世界46位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)対予選勝者の勝った方と対戦することが決まっている。

「ATP1000 モントリオール」では肘の痛みのため、ダブルスを棄権していた錦織。今年最後のグランドスラムである「全米オープン」が26日に開幕することもあり、状態が悪化しないことが望まれる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モントリオール」での錦織圭

(Photo by David Kirouac/Icon Sportswire via Getty Images)