■「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)現地の9日、大会5日目。女子シングルス準々決勝で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードのセレナ・ウイリア…

■「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)

現地の9日、大会5日目。女子シングルス準々決勝で第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者の対戦は2018年「全米オープン」決勝以来、通算3度目となる。

大坂は北米ハードコートシーズン初戦となった今大会2回戦、相手の途中棄権による勝ち上がりとなったが、3回戦では予選勝者の世界65位イガ・シフィオンテク(ポーランド)にストレート勝利。一方、セレナは2・3回戦どちらもストレートで制しての勝ち上がりだ。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、大坂はセレナとの再戦について「本当にワクワクしています」「私は彼女を見て育ったので、彼女とプレーできるチャンスを得た時はいつでも『一生に一度』の機会だと思っています」と話している。

過去2回の対戦では勝利している大坂。今回も憧れのセレナから勝利を挙げることができるか注目だ。試合は日本時間10日8時以降に開始予定。

第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は世界27位の19歳ビアンカ・アンドレスク(カナダ)と対戦する。両者は今回が初対戦。

そのほか、第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がそれぞれベスト4入りをかけて準々決勝に臨む。

■「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)

男子シングルス準々決勝、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第7シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦する。ナダルはフォニーニに対して過去11勝4敗だが、直近の対戦である4月の「ATP1000 モンテカルロ」では敗れている。

前年優勝者で、同大会5度目の優勝を目指すナダル。一方、今シーズン自身初のマスターズ1000優勝や初の世界ランキングトップ10入りを果たしたフォニーニ。両者がどのような試合展開を見せるか注目だ。

第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は第8シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。両者の対戦成績はティームの2勝0敗。

そのほか、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第6シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と。第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は第16シードのガエル・モンフィス(フランス)との準々決勝に臨む。

◇   ◇   ◇

【8月9日の注目ドロー】

◆「ロジャーズ・カップ」

女子シングルス準々決勝

[8]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対 [2]大坂なおみ(日本/日清食品)

[3]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)対 ビアンカ・アンドレスク(カナダ)

[Q]マリー・ブーズコバ(チェコ)対 [4]シモナ・ハレプ(ルーマニア)

ソフィア・ケネン(アメリカ)対 [6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)

◆「ATP1000 モントリオール」

男子シングルス準々決勝

[1]ラファエル・ナダル(スペイン)対 [7]ファビオ・フォニーニ(イタリア)

[8]ダニール・メドベージェフ(ロシア)対 [2]ドミニク・ティーム(オーストリア)

[6]カレン・ハチャノフ(ロシア)対 [3]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

[16]ガエル・モンフィス(フランス)対 [10]ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ロジャーズ・カップ」での大坂なおみ

(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)