2014年シーズン限りで引退した元ヤンキースのデレク・ジーター氏は、7月26日にワインの産地として知られるカリフォルニア州のナパバレーで結婚式をあげた。■ヤンキースタジアムでのセレモニーに参加、ジーターは結婚生活について語る? 2014年シ…

2014年シーズン限りで引退した元ヤンキースのデレク・ジーター氏は、7月26日にワインの産地として知られるカリフォルニア州のナパバレーで結婚式をあげた。

■ヤンキースタジアムでのセレモニーに参加、ジーターは結婚生活について語る?

 2014年シーズン限りで引退した元ヤンキースのデレク・ジーター氏は、7月26日にワインの産地として知られるカリフォルニア州のナパバレーで結婚式をあげた。過去に多くの女優やモデルらと浮き名を流したプレイボーイがようやく家庭を持ったことについて、元チームメートのマリアノ・リベラ氏が「50歳になる前に結婚することを願っていた」と“安堵”していると、ニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」が報じている。

 2人の“レジェンド”は13日(日本時間14日)、ヤンキースタジアムで1996年のチームの栄誉を称えるセレモニーに参加した。ヤンキースはこの年、18年ぶりにワールドシリーズを制覇。ジーターは新人王に輝く活躍を見せ、リベラも中継ぎとして圧倒的な投球を見せて世界一に貢献していた。

 ジョー・トーレ監督に率いられたヤンキースはその後、生え抜きの「コア4」(ジーター、リベラ、アンディ・ペティット、ホルヘ・ポサダ)やバーニー・ウィリアムズらを中心に黄金時代を築き、1998?2000年にはワールドシリーズ3連覇を達成。当時の選手たちは現在も絶大な人気を誇る。

■リベラ氏は“盟友”の結婚に「いつも期待していた」

 記事では、セレモニー後に行われた記者会見の様子をレポート。モデルのハンナ・デービスとの結婚後の生活について聞かれたジーターは「僕は結婚したんだよ。だから、そのことでほとんどの日は埋め尽くされているね」と答えたという。さらに、「仕事のこととか、ほとんどは(自宅のある)タンパでだけどね。仕事をするためにここ(ニューヨーク)と行ったり来たりしているよ。特に、Tribune(自身が立ち上げたウェブサイト『The Players’ Tribune』)が多いかな。でも、タンパではあまりこういったことはしないけどね」と、現在の生活について語っている。

 一方、記者会見に同席したリベラが“盟友”の結婚について「彼が50歳になる前に、早くそうなることを願っていたよ」と冗談交じりに話したことも、記事では紹介している。ジーターが結婚すると思ったかを尋ねられると、「いつも期待していたよ」と答えたという。

 ジーターは現役時代に歴代6位の通算3465安打を放ち、リベラは歴代1位の652セーブを記録した。5度の世界一に輝き、ともに将来の野球殿堂入りが確実と言われる伝説のプレーヤーは、現在も固い絆で結ばれているようだ。