錦織が初戦敗退、大坂なおみは3回戦進出。ナダル、ティームは順当に勝ち上がり

■「ATP1000 モントリオール」（カナダ・モントリオール／8月5～11日／ハードコート）現地の7日、大会3日目。男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界66位リシャ…

■「ATP1000 モントリオール」（カナダ・モントリオール／8月5～11日／ハードコート）

現地の7日、大会3日目。男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界66位リシャール・ガスケ（フランス）と対戦。錦織は7-6(6)、2-6、6(4)-7で敗れ、初戦敗退となった。

この試合は雨のため途中で3度中断。3度目は約2時間の間が空き、5時間半かかったタフな試合となった。錦織は第1セットを先取。しかし、第2セット第1ゲームでブレークを喫すると、その後ガスケのサービスゲームを破ることができずセットを落とした。

そして第3セット、錦織はマッチポイントを握る場面もあったが最後は力尽き、これでガスケに対して3勝8敗となった。

そのほか、第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）が予選勝者の世界53位ダニエル・エバンズ（イギリス）にストレート勝利。第2シードのドミニク・ティーム（オーストリア）は地元カナダ勢のデニス・シャポバロフ（カナダ）にフルセットで勝利し、3回戦進出。

一方、前年準優勝者で今大会第4シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）は世界48位ホベルト・ホルカシュ（ポーランド）に4-6、6-3、3-6で敗れ、初戦で姿を消すこととなった。

男子ダブルス2回戦では、フェリシアーノ・ロペス（スペイン）／アンディ・マレー（イギリス）がジェレミー・シャルディ（フランス）／ファブリス・マルタン（フランス）と対戦。ロペス／マレーは6-2、3-6、8-10と逆転で敗れた。

マレーのダブルスでの復帰大会となった「ATP500 ロンドン」では優勝を果たしたマレーとロペス。今大会は1回戦で第2シードペアを撃破するも、2回戦で敗退となった。

■「ロジャーズ・カップ」（カナダ・トロント／8月5～11日／ハードコート）

女子シングルス2回戦、第2シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が予選勝者で世界74位のタチアナ・マリア（ドイツ）と対戦。大坂が第1セット6-2で先取したところで相手マリアが途中棄権し、大坂の3回戦進出が決まった。

相手にブレークポイントを握られることなく第1セットを奪った大坂。この試合3本のサービスエース、17本のウィナーを決め、合計8本のブレークチャンスを握った。

一方、第15シードのカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）は予選勝者のイガ・シフィオンテク（ポーランド）にフルセットの末敗れ2回戦敗退。この結果、勝利したシフィオンテクが3回戦で大坂と対戦することとなった。

そのほか、第3シードのカロリーナ・プリスコバ（チェコ）、第4シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）、第8シードのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）がそれぞれ勝利し、3回戦進出。

女子ダブルス2回戦では、穂積絵莉（日本／日本住宅ローン）／二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）、加藤未唯（日本／ザイマックス）／Sabrina Santamaria（アメリカ）、青山修子（日本／近藤乳業）／ケイトリン・クリスチャン（アメリカ）がそれぞれシードペアとの対戦に臨んだが、残念ながらストレートで敗れた。

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【8月7日主な試合結果】

◆「ATP1000 モントリオール」

男子シングルス2回戦

〇リシャール・ガスケ（フランス）6(6)-7、6-2、7-6(4) ●[5]錦織圭（日本／日清食品）

〇[1]ラファエル・ナダル（スペイン）7-6(6)、6-4 ●[Q]ダニエル・エバンズ（イギリス）

〇[2]ドミニク・ティーム（オーストリア）6-4、3-6、6-3 ●デニス・シャポバロフ（カナダ）

〇[Alt]ホベルト・ホルカシュ（ポーランド）6-4、3-6、6-3 ●[4]ステファノス・チチパス（ギリシャ）

〇フェリックス・オジェアリアシム（カナダ）6-3、3-6(Ret) ●[17]ミロシュ・ラオニッチ（カナダ）

男子ダブルス2回戦

〇ジェレミー・シャルディ（フランス）／ファブリス・マルタン（フランス）2-6、6-3、10-8 ●[WC]フェリシアーノ・ロペス（スペイン）／アンディ・マレー（イギリス）

◆「ロジャーズ・カップ」