「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦。第5シードの錦織圭(日本/日清食品)は世界66位のリシャール・ガス…
「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦。第5シードの錦織圭(日本/日清食品)は世界66位のリシャール・ガスケ(フランス)に、7-6(6)、2-6、6(4)-7で敗れ、初戦敗退となった。試合時間は3時間9分。
錦織はこの試合攻撃的なラリーを展開し、3セットで57本とウィナーを量産。攻めたためアンフォーストエラーも56本と多かったが、相手に楽をさせる簡単なミスも目立った。
またこの日はサービスゲームで終始苦労。ファーストサーブポイント獲得率は64%とあまり良くなく、セカンドサーブではガスケがベースラインから下がってしっかり返球してきたため、ロングラリーが多くプレッシャーがかかった。
その結果、16回あったサービスゲームのうち8回でピンチとなり、5回ブレークを許した。またピンチの数は20本にも及んだ。
錦織はこの試合、右腕に黒いサポーターをつけて臨んでおり、シングルスの後に予定されていたダブルスは試合前棄権を選択。11日に開幕する次戦「ATP1000 シンシナティ」までにより状態が回復することが望まれる。
【錦織 対 ガスケ 主なスタッツ】
◆錦織
サービスエース 7本
ダブルフォルト 4本
ファーストサーブ成功率 63%
ファーストサーブポイント獲得率 64%
セカンドサーブポイント獲得率 48%
ブレークポイント勝率 3/12
ウィナー 57本
アンフォーストエラー 56本
◆ガスケ
サービスエース 11本
ダブルフォルト 3本
ファーストサーブ成功率 55%
ファーストサーブポイント獲得率 73%
セカンドサーブポイント獲得率 45%
ブレークポイント勝率 5/20
ウィナー 32本
アンフォーストエラー 34本
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 モントリオール」での錦織圭
(Photo by David Kirouac/Icon Sportswire via Getty Images)