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「ベストを尽くしてメンバーに入りたい」

今月末から中国で開催されるワールドカップに向けて、大会2連覇中のアメリカ代表はラスベガスでの合宿をスタートさせた。スタープレーヤーの代表参加辞退が相次いだ中、今回の代表候補には、2017年のドラフトで指名された選手が5人も含まれている。

2017年の全体3位指名を受けたセルティックスのジェイソン・テイタム、キングスから5位で指名されたディアロン・フォックス、ナゲッツから13位で指名されてトレードでジャズでデビューしたドノバン・ミッチェル、ヒートから14位で指名されたバム・アデバヨ、27位でネッツから指名後にレイカーズにトレードされたカイル・クーズマ。フォックスは当初セレクトチームに選出されたが、トレーニングキャンプ開始を待たずして代表候補に昇格した。

ミッチェルは『2017年組』について「自分が16歳の頃から切磋琢磨してきた間柄」と語る。「僕たちにとっても、新たなステップになる。自分たちは若いけれど、競い合って、戦う準備を整えるだけ。とても楽しいよ」

高校時代はテイタム、フォックス、クーズマらと同列で見られていなかったというミッチェルは、代表招集に燃えている。「こんなに大きなキャンプに招集されたことなんてなかった。ベストを尽くしてメンバーに入りたい。ただ、今は楽しみながらやっている最中。これだけのポジションに加われるチャンスなんてなかった。だから精一杯努力しているし、世界でもベストプレーヤーたちとのプレーを毎日楽しんでいる」

USAバスケットボールは、ラスベガスでのキャンプ、セレクトチームとのエキシビションゲームを経て、ワールドカップに派遣する12名を決める。

ポイントガードとシューティングガードのポジションでは辞退が続いたため、ミッチェルとフォックスは最終ロスターに残ると見られる。レイカーズで頭角を現したクーズマ、ヒートの先発センター候補アデバヨも、最終メンバーに選ばれる可能性は十分にある。

スタープレーヤーの不在、各国のレベルアップにより大会3連覇に黄色信号が点滅し始めた最強王者チームUSAを引っ張るのは、『2017年組』だ。