「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス2回戦で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者で世界74位のタチアナ・マリア(…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス2回戦で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者で世界74位のタチアナ・マリア(ドイツ)と対戦。第1セットは6-2で大坂が先取した。

両者は過去に2016年ツアー予選で2度対戦しており、1勝1敗。ツアー本戦での対戦はこれが初となる。まさかの1回戦敗退となった「ウィンブルドン」以来約1ヶ月ぶりとなる試合を制し、「全米オープン」連覇に向けて北米ハードコートシーズンを良い形でスタートできるのか、期待がかかる。

第1セットはマリアのサービスゲームから始まった。いきなり0-40と3本のブレークポイントを握った大坂だが、マリアにしのがれチャンスを活かすことができない。しかし第3ゲームで再びチャンスをつかむと、粘りを見せた大坂が6度のデュースの末にブレークに成功。序盤でリードを作った。

さらに勢いに乗る大坂は第5ゲームもラブゲームでブレーク。第6ゲームもマリアにチャンスを与えずにキープし、一気に5ゲームを連取した。

第7ゲームはブレークすることができなかったが、サービング・フォー・ザ・セットとなる第8ゲームをしっかりとキープし、6-2で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ

(Photo by Clive Mason/Getty Images)