「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で、第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界66位のリシャール・ガ…

「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目、男子シングルス2回戦で、第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界66位のリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。7-6(6)、2-6、6(4)-7で錦織が敗れ、初戦敗退となった。試合時間は3時間9分。

勝利したガスケは、第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とディエゴ・シュワルツ マン(アルゼンチン)の勝者と3回戦で対戦する。

第3セットは錦織のサービスゲームからスタート。このセットは序盤からお互いにサービスゲームをキープする展開が続いた。

そして第4ゲームで前に出て攻めたかと思えばドロップショットを決めてブレークポイントを握った錦織。しかし、ガスケの好サーブに阻まれ、ブレークすることができない。

続く第5ゲームで2本のブレークポイントを握られた錦織だが、ここはしっかりと守り切り、リードを作らせない。そしてお互いにキープし合って迎えた第9ゲームで錦織がまたも15-40とピンチを迎える。1本はしのいだものの、続くガスケのショットを返しきれずにブレークを喫し、ゲームカウント4-5とされた。

第10ゲームがガスケのサービング・フォー・ザ・マッチとなったが、錦織はここで2本のブレークポイントを握ると、見事にブレークバックに成功。ゲームカウント5-5と土壇場で戻した。

直後の第11ゲームでまたもブレークポイントを握られた錦織だが、合計3本のピンチをしのいでキープする。そして第12ゲームで錦織はマッチポイントとなるブレークポイントを握るもしのがれ、タイブレークにもつれた。

錦織は先に2本ミニブレークを許すが、これを返す。しかし最後は力尽き、初戦敗退となった。

この試合は日本時間午前1時頃始まったが、途中3度の降雨中断。3度目は約2時間の間が空き、5時間半かかったタフな試合となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モントリオール」での錦織圭

(Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)