「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目。女子シングルス2回戦で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者で世界74位のタチアナ・マリア(ドイツ)と対戦する。試合は日本時間の8日6時頃に…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・トロント/8月5~11日/ハードコート)の大会3日目。女子シングルス2回戦で、第2シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が予選勝者で世界74位のタチアナ・マリア(ドイツ)と対戦する。試合は日本時間の8日6時頃に開始予定。

大坂とマリアの過去の対戦成績は1勝1敗。いずれも2016年ツアー予選でのものであり、本戦での対戦は今回が初めてとなる。

マリアは現在31歳で、2013年12月には第一子となる長女を出産しているママさんプレーヤー。予選勝者ながら、今大会1回戦では前週の「ムバダラ シリコンバレー・クラシック」で優勝したジェン・サイサイ(中国)を、ストレートで撃破して勝ち上がった。

一方の大坂は、まさかの1回戦敗退となった「ウィンブルドン」以来約1ヶ月ぶりとなる試合。日本時間1日にはSNSで「この数ヶ月、テニスに関して私はとても苦しい経験をしてきました」と吐露しつつも、「今になってやっとその(テニスをすることの)楽しさを再び思い出しているところです」と前を向いていることを明かしていた。

大坂は昨年モントリオールで行われた同大会で1回戦敗退だったため、今大会は大幅にポイントを重ねるチャンスがある。また、世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が今大会すでに初戦敗退しており、大坂の結果によっては世界1位に返り咲くことも可能だ。

「ウィンブルドン」は悔しい結果となっただけに、「全米オープン」2連覇へ向けて北米ハードコートシーズン初戦をまずは良い形で勝利することが期待される。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)