写真:クラス5で準優勝の別所キミヱ(ドマーニ卓球クラブ)/提供:ittfworld

8月1日から3日にかけてITTFパラジャパンオープンが開催され、男女シングルスと男女団体戦の計4種目が行われた。

日本でのパラ卓球国際大会の開催は初で、東京での開催となり、2020年の東京パラリンピックに向けた前哨戦となった。ホームグラウンドでの個人戦では、14人の日本選手が表彰される結果となり、団体戦では優勝チームこそなかったが、多くのペアが上位に食い込んだ。

男子試合結果




写真:クラス10で優勝した垣田斉明(八代市役所・左から3人目)/提供:ittfworld

シングルスではクラス10で、左ペンドライブ型の垣田斉明(八代市役所)が強力なフォアドライブを武器に優勝。アジア選手権では個人戦でベスト8にとどまったが、地元の声援を受け、予選で敗れた相手に決勝でリベンジを果たした。国際大会での優勝は実に7年ぶりとなる。またクラス9では岩渕幸洋(協和キリン)が3位と大健闘した。その他にも車いすで出場するクラス4では、高校生の齊藤元希(横浜隼人高等学校)が3位に輝いた。

垣田と岩渕の2人が組んで出場した団体戦では、クラス10で準優勝に輝く文句なしの成績を収めた。また個人戦クラス4で3位に入賞した齊藤は団体でも準優勝を果たし、大きなポテンシャルを感じさせた。

団体戦では優勝するチームはなかったものの、個人戦でも団体戦でも安定して好成績を残せる地力を見せつけた。

女子試合結果




写真:クラス11で大活躍した古川佳奈美(博多卓球クラブ・左から4人目)と伊藤槙紀(ひなり・左から5人目)/提供:ittfworld

シングルスでは、クラス8で友野有理(日本体育大学)が優勝。友野との同士討ちに敗れた廣兼めぐみは3位入賞となった。またクラス5では71歳の別所キミヱ(ドマーニ卓球クラブ)が強敵を打ち破り、準優勝を勝ち取った。

クラス11では古川佳奈美(博多卓球クラブ)、リオパラリンピック代表の伊藤槙紀(ひなり)の2人が3位となり、表彰台に上った。優勝は叶わなかったが、両者ともリオパラリンピック金メダリストのコスミナ(ウクライナ)を破る快挙を成し遂げた。

シングルス3位の古川と伊藤は、団体戦でもそれぞれ3位・準優勝となり、今後の活躍が期待される。

文:ラリーズ編集部