ATP(男子プロテニス協会)は8月5日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週から1つ順位を上げて6位につけている。錦織は、前週の「ATP500 ワシントンD.C.」を欠場…

ATP(男子プロテニス協会)は8月5日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週から1つ順位を上げて6位につけている。

錦織は、前週の「ATP500 ワシントンD.C.」を欠場したが、ポイントの増減はなく現在4,040ポイント。一方、同大会前年優勝者のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は今回出場せず、前週から410ポイントマイナスで4,005ポイントに。5位から7位に順位を落とし、その結果錦織は6位となった。

また、「ATP500 ワシントンD.C.」でベスト4入りしたステファノス・チチパス(ギリシャ)は、前年と同じ結果でポイントの増減はなかったが、5位に上昇しキャリアハイを更新。なお、5位チチパスと6位錦織はわずか5ポイント差だ。

そして、同大会でキャリア通算6個目のシングルスタイトルを獲得したニック・キリオス(オーストラリア)は、前週から順位を25上げて27位に。2018年10月以来、約10ヶ月ぶりのトップ30復帰となった。

日本人選手では、キリオスに敗れたものの3回戦まで進出した西岡良仁(日本/ミキハウス)が、前週の77位から1つ上げて76位に。そして前週「ATP250 ロスカボス」に出場し、2回戦敗退となったダニエル太郎(日本/エイブル)は、1つ下げ119位となっている。

また、前週中国で行われたATPツアー下部大会で準優勝した杉田祐一(日本/三菱電機)。下部大会2週連続の優勝とはならなかったものの、197位から164位に順位を上げている。

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【8月5日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア)  12,415

2. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 7,945

3. ← (3)ロジャー・フェデラー(スイス) 7,460

4. ← (4)ドミニク・ティーム(オーストリア) 4,755

5. ↑ (6)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 4,045

6. ↑ (7)錦織圭(日本/日清食品) 4,040

7. ↓ (5)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,005

8. ← (8)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,890

9. ↑ (10)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 2,745

10. ↑ (11)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 2,500

11. ↓ (9)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,420

12. ← (12)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 2,230

13. ← (13)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,215

14. ← (14)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 2,195

15. ← (15)ジョン・イズナー(アメリカ) 2,085

16. ↑ (17)マリン・チリッチ(クロアチア) 2,030

17. ↓ (16)ニコラス・バシラシビリ(ジョージア) 1,975

18. ← (18)ダビド・ゴファン(ベルギー) 1,815

19. ↑ (20)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,810

20. ↓ (19)ガエル・モンフィス(フランス) 1,770

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27. ↑ (52)ニック・キリオス(オーストラリア) 1,475

76. ↑ (77)西岡良仁(日本/ミキハウス) 776

119. ↓ (118)ダニエル太郎(日本/エイブル) 468

164. ↑ (197)杉田祐一(日本/三菱電機) 327

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織

(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)