写真=Getty Images 

最年長で50得点超え達成のスコアラー

39歳ながら未だにスコアラーとしてトップレベルの実力を持つジャマール・クロフォードは、まだ次の契約先を決めていない。

その実力を疑う意見はなく、多くのチームがセカンドユニットに欲しがる存在だが、本人はフィットするチームからのオファーを待っている状態なのだろう。そのクロフォードと同じワシントン州出身のアイザイア・トーマスは、Twitterを通じて先輩をウィザーズに勧誘した。

トーマスは、クロフォードに関する『SLAM』の記事を引用する形で「ウィザーズに来なよ」と投稿。このラブコールにクロフォードは絵文字で返答した。

昨シーズンは若手が多いサンズでプレーしたクロフォードは、ベンチから64試合に出場。平均18.9分のプレータイムながらも7.9得点という効率の良いプレーを見せた。若い選手に出場時間を割くチームの方針に従ったベテランだったが、レギュラーシーズン最終戦となったマーベリックス戦では51得点をマークし、史上最年長(39歳と20日)での50得点超えをやってのけた。

ウィザーズは、ジョン・ウォールがアキレス腱断裂の影響で2019-20シーズンを全休する可能性が高く、クロフォードのようなスコアラーがベンチにいれば心強い。

トーマスの行動により、球団がクロフォードにオファーを提示するかどうか、そして本人が契約を決めるかどうか、今後の動向を注視したい。