"ココ"の愛称で人気のスーパー・ティーンエイジャー、ココ・ガウフ(米国)がオフコートで貴重なひと時を過ごした。米テニスメディアのBASELINEによると、ガウフはオバマ前アメリカ合衆国大統領の…

"ココ"の愛称で人気のスーパー・ティーンエイジャー、ココ・ガウフ(米国)がオフコートで貴重なひと時を過ごした。

米テニスメディアのBASELINEによると、ガウフはオバマ前アメリカ合衆国大統領の妻であり法律家のミシェル・オバマと会談し、お互いにサインをした記念品を手に写真撮影をした。

ガウフは今年のウィンブルドンで、オープン化以降、史上最年少となる15歳3ヵ月で予選から本戦入りを果たし、憧れの選手であったビーナス・ウイリアムズ(米国)を1回戦で破るなど、そのまま3連勝し4回戦までコマを進める快挙を成し遂げ、一躍、注目若手選手となった。ミシェル・オバマも彼女の活躍に魅了された1人だったようだ。

ガウフは以前から、自身にとってミシェル・オバマはロールモデルだとコメントしており、自身のインスタグラムでは「今日、私のアイドルに出会うことが出来たわ」と感動を伝えた。ガウフに送られた著書『マイ・ストーリー(原題:Becoming)』には、サインと共に「この先の活躍への道に勇気、強さ、喜び、そして愛がありますように。」と書かれており、ガウフは「彼女から頂いた言葉は、自分のこれからのテニス人生で常にコート上の私を支えてくれるでしょう」と綴った。

現在開催中のシティー・オープンでは、シングルスの予選2試合を勝ち上がり、残念ながら1回戦でザリナ・ディアス(カザフスタン)に敗退したもののツアー本戦入りを果たしたガウフ。一方ダブルスでは、2018年全米オープンジュニアで優勝した時のパートナーである、ケイティ・マクナリーとペアを組みワイルドカード(主催者推薦枠)で出場。本日行われた決勝ではファニー・シュトーラ(ハンガリー)/マリア・サンチェス(アメリカ)組と対戦し、6-2、6-2のストレートで勝利。見事に優勝した。シングルスもダブルスも強い大型新人として、今後が大きく期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年3月「マイアミ・オープン」でのガウフ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)