「リオデジャネイロ五輪テニス競技」(8月6~14日/オリンピックテニスセンター:バーハ・オリンピック・パーク/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードの錦織圭(日清食品)は第2シードのアンディ・マレー(イギリス)に1…

 「リオデジャネイロ五輪テニス競技」(8月6~14日/オリンピックテニスセンター:バーハ・オリンピック・パーク/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第4シードの錦織圭(日清食品)は第2シードのアンディ・マレー(イギリス)に1-6 4-6で敗れた。

 この結果で両者の対戦成績はマレーから7勝1敗となった。今シーズンは3月にデビスカップ・ワールドグループ1回戦(イギリス・バーミンガム/室内ハードコート)で対戦し、マレーが7-5 7-6(6) 3-6 4-6 6-3で勝っていた。

 今大会での錦織は1回戦でアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-2 6-4で、2回戦でジョン・ミルマン(オーストラリア)を7-6(4) 6-4で、3回戦でアンドレイ・マルティン(スロバキア)を6-2 6-2で、準々決勝では第6シードのガエル・モンフィス(フランス)を7-6(4) 4-6 7-6(6)で倒して勝ち上がっていた。

 マレーはオリンピック2大会連続の金メダルをかけた決勝で、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。錦織は同対戦の敗者と、銅メダルをかけた戦いに臨む。

 オリンピックには2008年の北京、2012年のロンドンに続いて3度目の出場となる錦織。北京では初戦敗退に終わったが、ロンドンでは準々決勝に進出し、銅メダルを獲得したフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に4-6 6-7(4)で敗れていた。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)