現地の31日、「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月29日~8月4日/ハードコート)大会3日目。男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦・準々決勝が行われた。男子シングルス2回戦、世界77位の西岡良仁(日本…
現地の31日、「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月29日~8月4日/ハードコート)大会3日目。男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦・準々決勝が行われた。
男子シングルス2回戦、世界77位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第7シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦。西岡が6(5)-7、6-2、7-6(5)で逆転勝利し、自身初の同大会3回戦進出を決めた。
第1セット第1ゲームでブレークを喫した西岡は、第6ゲームでブレークバックに成功。しかしその後タイブレークで競り負けセットを落とした。続く第2セットは西岡が2度ブレークに成功し、セットを奪い返す。そして第3セット、今度は西岡がタイブレークを制し、試合時間2時間40分で格上ゴファンから勝利を挙げた。
第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界128位のトミー・ポール(アメリカ)と対戦。チチパスが6-3、7-5でストレート勝利し、2年連続の同大会3回戦進出を決めた。
このほか、第5シードのジョン・イズナー(アメリカ)が世界44位ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)に6-4、6-4で勝利。第8シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は予選勝者の世界281位ティム・スマイチェク(アメリカ)と対戦し、16本のサービスエースを決めストレート勝利した。
男子ダブルス1回戦には、アンディ・マレー(イギリス)/ジェイミー・マレー(イギリス)の兄弟ペアが登場。ニコラ・マウ(フランス)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)に6-4、6(7)-7、10-5で勝利し、ベスト8進出を決めた。
2016年以来、約3年ぶりにペアを組んだマレー兄弟。セットカウント1-1で迎えた最終第3セットでは序盤押され気味だったが、2-5から一気に8ポイントを連取し勝利を収めた。
1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、今回が復帰後のダブルス出場4大会目であるアンディ。試合後のインタビューで「主導権を握れて、良いプレーができた」「昨日よりも涼しかったので、お客さんも観やすかったと思います。ダブルスの魅力を存分に感じてもらえたのではないかと思います」と語った。
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【7月31日 主な試合結果】
◆「ATP500 ワシントンD.C.」
男子シングルス2回戦
〇西岡良仁(日本/ミキハウス)6(5)-7、6-2、7-6(5) ●[7]ダビド・ゴファン(ベルギー)
〇[1]ステファノス・チチパス(ギリシャ)6-3、7-5 ●[WC]トミー・ポール(アメリカ)
〇[5]ジョン・イズナー(アメリカ)6-4、6-4 ●ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)
〇[8]ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)6-1、6-4 ●[Q]ティム・スマイチェク(アメリカ)
〇[9]フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)6-4、3-6、6-4 ●ライリー・オペルカ(アメリカ)
男子ダブルス1回戦
〇アンディ・マレー(イギリス)/ジェイミー・マレー(イギリス)6-4、6(7)-7、10-5 ●ニコラ・マウ(フランス)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」での西岡
(Photo by Rob Carr/Getty Images)