29日、「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5日~11日/ハードコート)の大会公式サイトが、現時点でのシード予定を発表。錦織圭(日本/日清食品)は第5シードで出場予…

29日、「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5日~11日/ハードコート)の大会公式サイトが、現時点でのシード予定を発表。錦織圭(日本/日清食品)は第5シードで出場予定となった。

錦織は現在世界ランキングでは7位だが、世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)がそれぞれ休養で欠場となったため、第5シードに繰り上がる予定。

その他上位シードは、第1シードがラファエル・ナダル(スペイン)、第2シードがドミニク・ティーム(オーストリア)、第3シードがアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第4シードがステファノス・チチパス(ギリシャ)となっており、それぞれが順当に勝ち進めば錦織は準々決勝で上位4シードの誰かと対戦することになる。

錦織は昨年トロントで行われた同大会では、ノーシードで出場し1回戦敗退。その翌週の「ATP1000 シンシナティ」も2回戦敗退とマスターズ1000大会で早期敗退を喫しており、その分今年は大幅なポイント加点のチャンスがある。またこの2大会の結果によっては、キャリアハイに並ぶ世界4位に返り咲く可能性もある。

錦織は今週の「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月29日~8月4日/ハードコート)こそ、理由は明かされないまま欠場したが、自身のアプリではラリー練習の動画をアップしており、身体を回復させて挑めるとみられる。

マスターズ1000初優勝なるか、そして世界ランキングを上げて「全米オープン」で第4シードの位置を確保できるか期待がかかる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(photo by Shaun Brooks/Action Plus via Getty Images)