「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月29日~8月4日/ハードコート)で、兄のジェイミー・マレー(イギリス)とのペアでダブルスに出場するアンディ・マレー(イギ…

「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月29日~8月4日/ハードコート)で、兄のジェイミー・マレー(イギリス)とのペアでダブルスに出場するアンディ・マレー(イギリス)。そのマレーが8月11日に開幕する「ATP1000 シンシナティ」で、シングルスに復帰する可能性があることを話した。

ATP(男子プロテニス協会)によると、マレーは「ベストなシナリオはシンシナティで復帰すること。それが出来なければ、たぶん全米オープン後まで待つことになるだろう。最初の大会を5セットマッチにしたくないからね」と語っている。

マレーはダブルス復帰大会となった「ATP500 ロンドン」では、9月に地元スコットランドで行われる下部大会でシングルス復帰を果たすプランを話していたが、その時よりもっと進歩しているようだ。

状態が良いとした上でマレーは「数週間後にトーナメントがあるとしても、多分戦えると思う。でも自分を理想の状態にもっていきたい場合は、試合をしながらジムでもう少し有酸素運動に力を入れる必要がある。まだ体力的には良くない」と話している。

「ここでやることは、ほとんどがシングルスの練習とダブルスの試合で、毎週自分の調子をみている。継続的に進歩していき、3週間後に自信がついていれば、その時にはシングルスの試合に出場する。今週はまだそこまでの状態ではないが、まもなくどこかの時点で準備が整えばいいなと思う」

いよいよ待望のシングルス復帰が近づいてきたマレー。まずはこの「ATP500 ワシントンD.C.」での兄弟ダブルスで息の合ったプレーを見せることが期待される。

二人がペアを組むのは2016年9月の「デビスカップ」以来約3年ぶり。またこの兄弟ペアで2つのダブルスタイトルを獲得している。

1回戦では、ニコラ・マウ(フランス)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)のペアと対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのマレー

(photo by Shaun Brooks/Action Plus via Getty Images)