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「今大会のメンバーが五輪でも優先されるべき」

8月下旬から中国で開催されるワールドカップ出場を辞退するスター選手が相次いだ中、USAバスケットボールは新たに数選手を来月の代表トレーニングキャンプに招集した。

その一人、セルティックスのマーカス・スマートは、国を代表して戦えることに興奮している。そして、2020年の東京五輪出場権を獲得した場合、今大会に出場する選手が優先的に来年の五輪メンバーとして検討されるべきと考えている。

『ESPN』の番組に出演したスマートは「今大会に出場するのは自分たち。出場資格を得られなければ来年のオリンピックもないのだから、僕は、今大会のメンバーが優先的に来年のメンバーとして検討されるべきと思っている」と語った。

これまでもアメリカ代表は、FIBAのトーナメントには若手の有望株を派遣し、最強の布陣で臨まないことが多かった。選手たちにはオフの移籍、新契約締結による責任、休養優先など各々の事情があるにせよ、おそらく来年の東京五輪に派遣されるメンバー候補には、レブロン・ジェームズ、ジェームズ・ハーデン、カワイ・レナード、ステフィン・カリー、デイミアン・リラード 、ブラッドリー・ビールら、今回のワールドカップ出場を辞退した選手の名前が挙がるだろう。

彼らがワールドカップより五輪の方が上と考えているかは分からないが、出場権を獲得する上で大事な大会を回避して、おいしいところだけもっていかれてしまっては、今大会に出場するスマートらが浮かばれない。スマートの発言は、アメリカ代表選考に関して一石を投じたと言える。

アメリカがワールドカップ3連覇を達成できた時、USAバスケットボール、そしてヘッドコーチのグレッグ・ポポビッチがどういう判断を下すのか、注目が集まる。