UCI MOUNTAIN BIKE(MTB)ワールドカップクロスカントリー(XCO)の第5戦が日本時間4日にイタリアのヴァル・ディ・ソーレで行われる。

ヴァル・ディ・ソーレはイタリア北部、トレンティーノ州にある渓谷地域である。アダメッロ山などのアルプスの山々に囲まれていて、南に位置するブレンタ・ドロモテは世界自然遺産地域に含まれている。

MTBのコースはヴァル・ディ・ソーレ内のコメッツァドゥーラ自治体、ダオラーサという地域にある。全長4kmのコースは、高低差160m、平均スピード20km/hで、ワールドカップシリーズの中で1、2を争うハイスピードコース。スタート・フィニッシュ地点の標高は約800m。スタートの部分を抜けるとX-Class Dolomite Rocksに入り、人工的に岩が敷き詰められた約50mのセクション。コース取りが重要になる。Go-Pro Climbは勾配17%の登りセクション。オーバーテイクがしやすい箇所となっている。Evolve Pump Trackは2018年から追加された新セクション。コースがデコボコに設計されていて、テンポよく乗り越える必要がある。この後にフィードゾーンがあり、次のFull Gasは370m続くハイスピードの登りセクション。過去のレースを見ても結果が左右されることの多い箇所なので非常に重要である。

第5戦は、日本から山本幸平が参戦。北京五輪から3大会連続でクロスカントリーに出場するオリンピアンは、今季のワールドカップ第1戦と第2戦に出場。それぞれ94位、59位に終わった。全日本MTBクロスカントリー選手権を10度制覇している山本が、3戦ぶりの出場でどんな走りを見せてくれるか注目したい。その他は、現在ランキング首位のニノ・シューター(スイス)、同2位のエンリケ・アヴァンチーニ(ブラジル)、同3位のマティユー・ヴァン デル ポール(オランダ)らのハイレベルな走りも見逃せない

女子では、 第4戦で今季3勝目を挙げたケイト・コートニー(アメリカ)。ランキング首位の23歳は、スタンフォード大学でヒト生物学を勉強中の才女。2020東京の出場を目指している。そのほかランキング2位のヨランダ・ネフ(スイス)、同3位アン・テルプストラ(オランダ)らの走りもチェックしておきたい。

クロスカントリーは、周回コースを一定距離走り、ゴール順を競う競技。1996年のアトランタオリンピックから正式競技となった。オリンピック用に定められた競技形態で、現在のクロスカントリーの公式競技はこれに準拠して開催されている。1周4~6kmの周回路を使い、エリートカテゴリで1時間30分から1時間45分の競技時間と定められている。コースには2箇所以上のフィード/テクニカルアシスタンス・ゾーン(飲料、食糧、機材補給所)が設けられる。順位ごとに、1位250ポイント、2位200ポイント、3位160ポイントとレースポイントが付与され、シーズンを通して最多ポイントを獲得した選手が総合優勝となる。

スポーツブルでは、UCI MOUNTAIN BIKE ワールドカップクロスカントリー第5戦の模様を4日19時からライブ配信を予定している。

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