現地の28日、ATPツアー下部大会「レヴィン・ゴールディン&トンプソン テニス・チャレンジャー」(アメリカ・ニューヨーク州ビンガムトン/7月22~28日/ハードコート)決勝で世界241…

現地の28日、ATPツアー下部大会「レヴィン・ゴールディン&トンプソン テニス・チャレンジャー」(アメリカ・ニューヨーク州ビンガムトン/7月22~28日/ハードコート)決勝で世界241位(ランキングは7月22日付け)の杉田祐一(日本/三菱電機)が、世界238位のJoao Menezes(ブラジル)に7-6(2)、1-6、6-2でフルセット勝利。自身約2年ぶりの優勝を果たした。

現在30歳の杉田は、28歳の時の2017年6月「ATP250 アンタルヤ」で当時日本人男子3人目となるツアー初優勝を達成。2017年10月には、キャリアハイとなる世界36位まで到達した。しかしその後は安定した成績を残せず、現在はランキングを落している。

それでも今年の「ウィンブルドン」では予選を突破。2018年の「全米オープン」以来のグランドスラム本戦でいきなり第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦した。ストレートで敗れはしたものの、第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功するなど見せ場を作り、会場からは杉田に対しても多くの拍手が送られていた。

今回下部大会で久しぶりに優勝を飾った杉田は、自身のTwitterアカウントに次のように喜びのコメントを投稿している。

「素晴らしい試合をありがとう!!10個目のチャレンジャータイトルですが、今までの優勝の中でもとても価値のある優勝だと感じます。引き続きご声援よろしくお願い致します」

6月には結婚したことを発表した杉田。結婚を機に成績が上がる選手も多いため、今後の奮闘が期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での杉田祐一

(Photo by Shi Tang/Getty Images)