7月27日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月22日~28日/クレーコート)。男子シングルス準決勝で、第2シードの世界5位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第4シードの世…

7月27日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月22日~28日/クレーコート)。男子シングルス準決勝で、第2シードの世界5位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第4シードの世界16位ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。ズベレフは4-6、6-4、6(5)-7で敗れ、決勝進出はならなかった。試合時間は3時間7分。

ズベレフは前年優勝者バシラシビリを相手に、第1セットで3本のブレークポイントを握るも、すべて凌がれる。このセット6本のダブルフォルトをおかしたズベレフは、第10ゲームでブレークを許しセットを落とした。

続く第2セットは、ズベレフがサービスエースを10本決めて奪い返し、セットカウント1-1に。そして第3セット、5-3で迎えた第9ゲームでズベレフは2本のマッチポイントを握った。しかし、相手にウィナーを決められて凌がれると、決着はタイブレークへ。そこでズベレフは競り負け、準決勝敗退となった。

試合を通してズベレフは20本のブレークポイントを握るも、相手バシラシビリに16本凌がれた。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、ズベレフは「気持ち的には結構落ち着いていた」と試合中の心境を話した。

また「昨日(準々決勝)は逆転したので今日もそうできるはずだと思っていて、もう少しのところまでいった。素晴らしい雰囲気と観衆のおかげだと思う。でも彼(バシラシビリ)が決勝に行き僕は負けてしまった。だから今世界で一番素晴らしい気分だというわけではない」と悔しさも滲ませた。

勝利したバシラシビリは、決勝で世界78位アンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ハンブルク」でのズベレフ

(Photo by Daniel Bockwoldt/picture alliance via Getty Images)