大学2年生ながら、ソフトテニス日本代表として世界を相手に戦う選手がいる。林田リコ選手(東京女子体育大学)だ。2018年に国別対抗戦金メダル獲得の立役者となり、2019年5月には全日本シングルスを制覇。テンポの良さと持ち前のパワーを武器に、名実ともに学生女王の座に就いた。

ソフトテニスと硬式テニスとの最大の違いは、使用するボール。軽くて柔らかいため思い切り叩かないと飛ばず、バウンドするとどちらに跳ねるか見極めにくい傾向がある。日本国内での普及率は高く、生涯スポーツともいわれるほど年齢性別を問わず競技人口が多い。

※練習中に笑顔を見せる林田。チームメートや友人の間では「いじられキャラ」だ

林田も例に漏れず、10年以上ソフトテニスに慣れ親しんできた。競技を始めたのは両親の影響。「ボールを打ってラリーが続くことが楽しい」と、小学校3年生で本格的に競技を始めた。高校ではインターハイ団体・個人ともに連覇、皇后杯優勝、大学入学後もインカレ団体優勝など、輝かしい成績を残し続けている林田。辛く苦しい時期こそあったが、ソフトテニスを嫌いになったことは一度もなかった。

コートでは孤独に戦っているが、寮では友人たちに囲まれて明るく過ごす林田。現在の目標については、「今後もソフトテニスは続けていきたいし、人間的にも成長したい」と考えている。最高の仲間と環境に恵まれ、“軟球の学生女王”はさらなる強さを発揮していく。

※大学アスリート1日密着動画「THE STARS」にて、林田選手を特集しています。
 林田選手の「THE STARS」はこちら>>https://sportsbull.jp/p/584520/

林田リコ(はやしだ・りこ)
東京都出身。1999年9月27日生まれ。165センチ。文化学園大学杉並高校を経て、現在は東京女子体育大学体育学部2年。インターハイで個人・団体で連覇を果たすなど、高校時代から頭角を現してきた。2019年5月には日本代表予選会を制し、世界選手権日本代表に選出されている。