◆宮本華乃選手 （マイナビベガルタ仙台レディース所属）ポジション FW 生年月日 1999年9月14日 出身 熊本県 身…
◆宮本華乃選手 （マイナビベガルタ仙台レディース所属）
ポジション FW
生年月日 1999年9月14日
出身 熊本県
身長・体重 160cm / 49kg
前所属 ロアッソ熊本ジュニアユース（男子チームに混ざってプレー） - 日ノ本学園高校
■サッカーを始めたきっかけ
二人の兄がサッカーをしていたのが始まりですね。サッカーチームのコーチや兄の友達に遊んでもらえるのが楽しくて、そこからサッカーをするというか、ボールを蹴るのが好きになりました。年中からそのチームに入団し、サッカーを始めました。
■地元を離れて日ノ本学園に入学した経緯
サッカーを本格的にやろうと思ったときに、色々な高校に練習生として参加させてもらいました。高校ではサッカーに真剣に打ち込みたいという思いが強くて、日ノ本学園に進学しました。世代別代表で一緒にプレーをしていた選手も同校を選んでいたので、結果的には周りに知っている選手が多い中でサッカーに没頭できましたね。
■インターハイ出場時の思い出・結果成績
1年生でインターハイ優勝を経験しました。途中から出場して、PK戦までもつれましたが、自分の番が来る前にチームメイトが決着をつけて。ドキドキしながら自分の番を待っていましたね(笑)。2年生の時は藤枝順心に負けて3位。途中出場でロングシュートを決めたのですが、その直後に失点し負けました。悔しかったですね。ですが、3年生の時の決勝で藤枝順心に勝ち、優勝できたことが一番の思い出です。
■今振り返ったとき、こういう風にプレーすれば良かったなど思い返すことは
数えきれないほどありますね。ゴール前のシュートを打てるタイミングで打たずに仕掛けたり、パスを出したり。ゴール前での冷静さやアイディアが足りなかったなと、今振り返ると思いますね。
■部活動で学んだこと
一番は「人との繋がりの大切さ、相手を思いやる気持ち」ですね。サッカー選手である前に「人として」という面で成長させてもらいましたし、部活動含めた学校生活で多くの人との出会いがありました。自分はありがたいことに、一年生からメンバーに入ることができました。ずっと試合に出続けていた中で、3年生の時にケガをしてしまったのです。そのときにサポートのメンバーに回ったのですが、Bチームの選手含め周りのサポートの手厚さや支えに気づいたのです。支えてくれる人、サポーターや保護者、メンバーに入れなかった選手の応援やサポートのおかげで、自分がサッカーを精一杯できているのだなと思いましたね。今でもその気持ちはずっと持っています。マイナビベガルタで試合に出場できないとき、いかにメンバーインした選手たちが試合に集中できるかを私なりに考えますし、一生懸命頑張ってほしい！と思いますよね。
■当時のチームの雰囲気
私が3年生のときのメンバーは仲が良く、卒業した今でも連絡を取り合うほどです。1年生、2年生とも分け隔てなく仲が良く、ファミリーのような感じでしたね。チームとして「優勝」するという目標に向かって一丸となって戦えていました。
■マイナビベガルタ仙台レディースに加入した経緯
マイナビベガルタを初めて知ったきっかけは、日ノ本学園が兵庫にあるということもあり、INAC神戸さんの試合でボールパーソンをさせていただく機会があり、その対戦相手がマイナビベガルタだったのです。マイナビベガルタの選手たちが楽しそうにイキイキとプレーしていたのが印象的でした。
インターハイが終わった後にお話をいただき、練習に参加をしたときの雰囲気の良さ、環境が整っている点やなでしこリーグ1部のチームでチャレンジできることなど、自分にとってプラスになる要素が多かったので加入を決めました。高校の先輩である万屋選手も所属していたのが大きかったですね。
■宮本選手が考えるサッカーの魅力や見どころ
相手との駆け引きですね。ボールの持ち方、ボールをもらう・奪うための駆け引き。ボール保持者がパスを出しやすいような動き出し。アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手は異次元のプレーをしますよね。見ていてドキドキしますし、プレーに注目しちゃいます。日本人選手だったら久保建英選手。全てにおいて質の高いプレーをする。レアルマドリードで活躍する姿が楽しみですよね。
サッカーを始めたばかりの時は中村俊輔選手に憧れていました。高精度のフリーキックと抜群のパスセンスに惚れました。
■プレーをしていて楽しいと思える瞬間・見てほしいプレー
ドリブルで攻めているときに、相手DFの逆を突くプレーでかわせたときですね。そして、ゴールが一番の醍醐味！なでしこリーグで初得点を挙げられるように頑張りたいと思います。
■インターハイに出場する選手たちにメッセージ
特別な舞台ですし、ピッチに立てる選手やメンバーに入ることが出来る選手は限られている中で、まずはプレーすることを楽しんでほしいです。チームメイトや、応援してくれる方々のために全力で頑張ってください！
日本一の景色は、勝負事なので当然1チームしか味わえないですが、ひと夏の熱い戦いで仲間と最高の思い出を作ってほしいなと思います！
