フランスのコミック作家の構想をヒントに、オランダのアーティストが生み出したと言われる「チェスボクシング」は、その名の通りチェスとボクシングが合わさった競技です。
日本では2004年に、200人ほどの観客が集う中、デモストレーションファイトが開催されました。ボクシングのリングを舞台に、1回戦はチェス、2回戦ではボクシングというように交互に行われていきます。静寂の中で勝負が繰り広げられた後に、激しいぶつかり合いが始まります。
動画引用元:SecondsOut
スポーツに必要な心・技・体に加えて、頭脳も問われるため、まさに知力と体力をかけた戦いと言えます。チェスで頭を使った後にボクシングに挑んでいると、徐々に冷静な判断ができなくなりそう。
チェスボクシングは、ヨーロッパを中心に盛り上がりを見せており、世界大会も行われています。私たちが普段見ているスポーツとはかけ離れた光景ですが、ぜひ日本でも見てみたいものです。