「全米オープン」に向けた北米ハードコートシーズンへと突入している男子テニスツアー。世界7位の錦織圭(日本/日清食品)が公式アプリで動画を公開し、わずかな回復期間を終えトレーニングを再開したこと…

「全米オープン」に向けた北米ハードコートシーズンへと突入している男子テニスツアー。世界7位の錦織圭(日本/日清食品)が公式アプリで動画を公開し、わずかな回復期間を終えトレーニングを再開したことを報告している。

動画は「仕事に戻ります!」というコメントとともに、錦織がジムで重りを抱えトレーニングに励んでいる様子がアップされている。

「ウィンブルドン」では昨年に続くベスト8で幕を閉じた錦織。次なる戦いは、グランドスラムで錦織が最も結果を出している「全米オープン」を含む、北米ハードコートシーズン。まずは7月29日に開幕する「ATP500 ワシントンD.C.」への出場を予定している。

錦織は「ウィンブルドン」準々決勝後の記者会見で「ランキング的には、意外と自分が思っているよりも良い位置にいるので、それは維持したいですね。全米オープン以降さらに良い位置にいれるようにしたいです」と話した。

「インディアンウェルズとマイアミはあんまり良くなかったので、若干ハードコートに対して不安はありますけど。全仏オープンとウィンブルドンでプレーは良くなってきているので頑張りたいですね」

錦織は現在世界ランキング7位だが、前哨戦の結果次第では、「全米オープン」で第4シードになる可能性もある。悲願のグランドスラム優勝を目指すためにも、準々決勝で上位4シードと当たるのはできるだけ避けたいところ。錦織の今後の活躍に期待がかかる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Simon Stacpoole/Offside/Getty Images)