向正面から世界が見える~
大相撲・外国人力士物語
第1回:鳴戸親方(3)

 ブルガリア出身の初めての大相撲力士として、大関まで昇りつめた琴欧洲。202cmの長身、握力120kgのイケメンは、「角界のベッカム」と呼ばれて、絶大な人気を得た。

 ただし、彼がそうなるまでには苦難の連続だった。慣れない日本の生活、予想をはるかに超える厳しい相撲界の生活に日々苦しめられていた。それでも、その環境から「抜け出したい」という一心から、彼はスピード出世を果たしていく――。