18日、USTA(全米テニス協会)は2019年の「全米オープン」の賞金額を発表。賞金総額は昨年と比べて8%増の約5,700万ドル(約61億円)となり、テニス史上最高額となった。男女シングルス優勝者の賞金は385万ドル(約4億1,400万円)…

18日、USTA(全米テニス協会)は2019年の「全米オープン」の賞金額を発表。賞金総額は昨年と比べて8%増の約5,700万ドル(約61億円)となり、テニス史上最高額となった。

男女シングルス優勝者の賞金は385万ドル(約4億1,400万円)、準優勝者は190万ドル(約2億400万円)となっている。また男女ダブルスの優勝金額は74万ドル(約8,000万円)だ。

また1回戦敗退でも5.8万ドル(約620万円)獲得できる。この1回戦敗退で得られる額は、2015年と比べて47%増となっている。

もちろん、選手たちは優勝という名誉を目指して戦うが、生活にも関わってくるため賞金も重要。テニス選手は世界中を転戦するため、支出額も大きく、特にランキング下位の選手にとって、グランドスラムの賞金は魅力的となっている。

2019年の「全米オープン」は、8月26日から9月8日まで開催される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「全米オープン」で優勝した大坂なおみ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)