◆第98回東日本学生相撲選手権◆

6月9日 両国国技館

相撲の聖地である両国国技館において、学生たちが熱き戦いを繰り広げた。立大にとっては50年ぶりのAグループ進出をかけた重要な大会。今試合もまた柔道部、レスリング部から屈強な3人を助っ人に迎えて団体戦に挑んだ。
立大はBクラストーナメントから出場。女子マネージャー・城尾(現3)のくじ運の強さで、初戦はクラストーナメント3位の東京慈恵会医大と対戦。勝てばシードを獲得し、Aグループ進出という目標がぐっと縮まる。確実に勝っておきたい重要な一戦だ。まず、先鋒を任されたのは柔道部の長谷川。昨年の東日本体重別選手権で3位とあって周りからの期待を背負う。一瞬で相手の回しをつかみ、余裕の勝利を飾った。二陣には、2年生の後半から正式に相撲部へ入部した玉真が任される。緊張した面持ちで土俵に上がったが、冷静に相手を見据え、寄り倒しで白星を挙げた。この後も立大の勢いが途切れることなく、大将の小佐野まで全員が勝利をつかむ。Bグループ校としての強さを見せる試合となった。
シードで準々決勝に勝ち上がった立大。Bグループ4強に定着し、Aグループ進出も経験している格上慶大に挑んだ。先鋒の長谷川は惜しくも敗れるものの、二陣の玉真が活躍。本格的に始めた練習の成果を見せつける結果となった。中堅を任された横田はレスリング部所属。相撲では見られないような俊敏な動きで相手を惑わし、愛し取りで勝利をつかんだ。副将同士の試合を終え、ここまでで2勝2敗。Aグループ進出への切符は主将・小佐野に託された。低い姿勢で相手の懐に入る勝負に出たが、強豪慶大の実力に一歩及ばずに敗退となった。


相手を投げ飛ばす玉真

今回こそ50年ぶりの快挙は成し遂げられなかったものの、各々が確実に稽古の成果を出してきている。今年で創部100周年という節目を迎える立大相撲部。古豪復活に向けて厳しい稽古を続け、さらに強くなった姿が見られるはずだ。(6月24日 富田早紀)
副将・玉真
―緊張はしましたか
すごくした。まじでほんとに疲れた。相撲2回しか取ってないけどそれで本当に疲れた。下半身がガクガクでした。

主将・小佐野
―相手をどのように展望していたか
やっぱり一試合目はCクラスで勝たなきゃいけない相手で勝つことは出来たけど、少し雑な相撲を取っちゃって。やっぱり慢心してしまったかなと。二試合目は慶応で実力も何もかも上で。その上で一発逆転を狙った相撲を取ろうと思ったんですけど、それも出来なくて負けてしまったってことがあったので、次は勝ちたいです。

―後輩が二勝したことについて
まず、リスポから移った玉真は今日二勝をあげて本当に日頃の稽古とかトレーニングの成果が出てきているなと。それはすごい嬉しく思っていて。もう一勝上げたレスリングの横田は稽古に来てくれていてそういう成果が出てきているなかなと。

―次の体重別選手権に向けて一言
85キロ未満で出るか100キロ未満で出るか悩みどころなんですが、やっぱりどっちに出たとしても全国大会目指して頑張りたいと思います。