リオ五輪、男子200mバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人選手、男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也選手、男子4×200mリレーで銅メダルを獲得した江原騎士選手、小堀勇氣選手、松田丈志選手が現地時間の8月11日、記者会見に…

リオ五輪、男子200mバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人選手、男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した瀬戸大也選手、男子4×200mリレーで銅メダルを獲得した江原騎士選手、小堀勇氣選手、松田丈志選手が現地時間の8月11日、記者会見に出席した。

「大会前に行ってきた準備で、特に生きたことがあるか」と問われた選手らは、それぞれ以下のように答えた。

●瀬戸選手

「2月にあまり練習できないことが続き、そこから体重管理をしてきた。毎朝トイレ後、パンツ一丁で体重計に乗り、体調を書くようにしている。それが銅メダル獲得につながったのかどうかは分からないが、今後につながることをしている」

●坂井選手

「僕も体重管理を意識している。選考会が終わってから4キロくらい太った。痩せるのも大変だった。メキシコ合宿に行って、食事管理を意識し、身体も絞れていい成績で終われた」

●松田選手

「やってきたことは無数にはある。選考会以降、3人でトレーニングをしてきたが、それぞれ異なる調整で4月の日本選手権にも挑んできた。途中それがベストだったのか迷う時期、この調整方法で本当によかったのかなという瞬間もあった。そういった時間を乗り越えて、苦しいトレーニングを共有したことがレースで最後の力になった」

●小堀選手

「リレーメンバーが決まってからは合言葉を『Go to Medal』と4人の中で決めた。練習中やそれ以外のシーンで発することによって、常にこの目標に向かってやっていこうという意識が生まれてきたと思っている。この言葉を発するだけでも力になったし、この4ヶ月頑張ってこれたのではないか」

●江原選手

「体重管理は僕もしてきた。坂井選手と違いすぐ痩せちゃうタイプで、太らなきゃいけなかった。一日3食だけだと体重が減ってしまう。今は59kgしかないのですが、風邪を引いたり体調が悪くなるとすぐ57kgになってしまい、泳げなくなって練習に支障が出てしまう。59~60kgの一定体重を保つように、暇さえあれば間食をとったり、なにか食べたりしていた」

「3人で練習してきたこともよかった。一人でやっていたらたまにキツくなるし、妥協したり、手を抜くことも出てしまう。3人で競い合うと頑張らなくてもいい練習で頑張ったり、最後力を出し切ってしまうことがある。『誰々が勝ったー』みたいな。でも、この競い合いがあったから最後の粘りにつながったのではないかと思っている」

(c)Getty Images

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【リオ2016】800mリレーのメダル獲得を支えた準備…江原騎士の「太れない」悩みとは撮影者:大日方航

【リオ2016】800mリレーのメダル獲得を支えた準備…江原騎士の「太れない」悩みとは撮影者:大日方航

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