剣道は、8月3日に開会式が行われ、6日の閉会式まで開催される。競技は熊本県を舞台に、4日から3日間に渡って熱い戦いが繰り広げられる。

人間形成を目指す武道

「剣道は剣道具を着用し竹刀を用いて一対一で打突しあう運動競技種目とみられますが、稽古を続けることによって心身を鍛錬し人間形成を目指す「武道」です。」(全日本剣道連盟のHPから抜粋)。剣道はもちろん運動競技であるが、心身を鍛錬する武道であることが強調されている。また礼儀作法が重視されており、お互いを敬う心と形(かたち)の礼法指導によって、節度ある生活態度を身につけ、「交剣知愛」の輪を広げていくことを指導の要点としている。

2本先取で勝利

剣道は、有効打突を決めた方が勝者となる。有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位(面・小手・胴)を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。故に、ただ打突部位を付いただけでは有効打突にはならない。勝敗の決定は、3本勝負が原則で試合時間内に2本先取した方が勝者となる。

インターハイの剣道は、男女ともに団体と個人が行われる。団体は1チーム5名と補欠2名で構成される。個人戦は、男女ともに1校2名。ただし、開催県の熊本県は、団体と個人ともに他の都道府県の倍の人数が出場できる。試合時間は、団体が男女とも4分、延長2分(1回)で引き分けあり。個人は、男女とも4分、試合時間内で勝敗が決しない場合は、勝敗の決するまで 延長戦を行う。但し、延長戦の試合時間は勝敗が決するまで継続する。競技フォーマットは、団体は、3チーム1組によるリーグ戦を行い、各組1位チームによるトーナメント戦を行う。個人は男女ともトーナメント方式で行われる。

鍔迫り合いは10秒以内

「鍔迫り合い」、「鎬を削る」という言葉を耳にしたことあると思うが、いずれも語源は剣術から。剣道の「鍔迫り合い」は、打ち合わせた竹刀を鍔で受け止め押し合う状態のことを指す。近年では試合の大半が鍔迫り合いに費やされることも多く、10秒以内に技を出すように選手は指導される。10秒という時間は試合の流れにも左右されるため、主審の裁量に委ねられる。ここで、潔く間合いを切らない行為をすると反則になる。

男子は九州学院が連覇なるか 女子では中村学園女子が4連覇目指す

2013年以降の団体優勝校を見てみると、男子は九州学院(熊本)が2013年から4連覇に加えて昨年も制覇。過去6年で5度も優勝している。一方、女子でも中村学園女子(福岡)が3連覇している。両校とも今年も出場するだけに、高校剣士が鎬を削る戦いに注目したい。