ルーキーの成果が目立った。今年で69回目を迎える伝統の明法戦。総合得点では57-113と法大に勝利を許したが、多くの選手が好記録を収めた。特に加藤大誠(営1=鹿児島実)は対校5000 メートル決勝で優勝し、見事大会最優秀選手賞に輝いた。

◆7・14 第69回法大対明大定期大会(法大多摩キャンパス)

▼対校100m決勝

 3位 富山  1087

 5位 小林  1091

 6位 中里  1122

▼対校400m決勝

 4位 橋元  4864

 5位 渡邊  4896

 6位 村松  5003

▼対校1500m決勝

 3位 漆畑  3分5243

 4位 杉本  3分5431

 6位 近藤  3分5787

▼対校5000m決勝

 1位 加藤  141648

 2位 小澤  141985

 4位 櫛田  143664

▼対校400mH決勝

 3位 金子  5263

 4位 鹿瀬島 5388

▼対校4×100mR決勝

 2位 明大  4132

▼対校砲丸投決勝

 4位 渡部  6m53

 5位 石河  5m74

 6位 小林  5m50

▼対校走幅跳決勝

 4位 鈴木  6m10

 7位 小林  5m88

 8位 渡部  5m78

▼総合得点

 1位 法大  113

 2位 明大  57

 紫紺に新しい風を吹かせる。対校5000メートルは、加藤が安定したペースで果敢にレースを展開した。しかし、オープン参加の鈴木聖人(政経2=水城)にラストスパートで競り負け、このレースとしては2位にとどまった。「夏合宿で死に物狂いで練習したい」(加藤)。加藤は、見事MVPにも選ばれ、今後の活躍に期待がかかる。

 復活ののろしを上げた。同じく対校5000メートルに、ケガから復帰して間もなくの出場となった小澤大輝(政経1=韮山)。3000メートル付近で先頭から一度離れたものの、粘りのラストスパートを見せる。加藤に続きフィニッシュしケガ明けの不安を払拭(ふっしょく)した。「どんなレースでも外さずしっかり走り切りたい」(小澤)と次なる大会に向け、さらなる活躍を意気込んだ。

 来たる秋の駅伝シーズンに向けて、正念場の夏が始まる。今大会、オープン1500メートルでは前田舜平(政経3=倉敷)、オープン5000メートルでは鈴木がそれぞれトップでゴール。6月の全日本予選でも活躍した両選手が圧倒的な力を示した。「外さない選手が信頼される」(小澤)。ルーキーの台頭に中軸選手の成長、チーム内競争も激しさを増している。さらなる飛躍を目指し、明大競走部の底力を見せつけたい。

[ソル ヨンファン]

試合後のコメント

加藤

――鈴木選手とは僅差の勝負となりました。

 「3000メートル、5000メートルと連戦だったので、距離を踏んで練習できていなかったのでそれが原因の一つだと思っています」

――夏の合宿ももうすぐ行われます。

 「まず7月末まではしっかり距離を踏んで長い距離を走れるようにして、夏合宿でしっかり走り込みができるよう全力で取り組んでいきたいと思っています。(秋には)箱根駅伝の予選もあるので、二つとも出れるよう夏は死に物狂いで練習したいと思っています」

小澤

――レース展開はいかがでしたか。

 「3000メートルで一度離れてしまってそこから詰めるという展開でした。自分は3000メートルから4000メートルまでは休んで、最後に行くというのが持ち味なんですけど、前に付いていけたらもっと良かったなと感じます」

ーー鈴木選手、加藤選手に続いて3位でした。

 「(鈴木)聖人さんの力があるのは、分かっていたんですけど、加藤は同期でもあるので、これから夏合宿でついてしまった差を埋めて次は自分が勝ちたいと思います」

――今後の大会に向けての意気込みはお願いします。

 「これから箱根駅伝や全日本駅伝などで、外さない選手というのが監督からも信頼を得られると思います。どんなレースでも外さずにしっかり走り切るというのを目標にしたいなと思います」