「ウィンブルドン」で、日本男子初のグランドスラムジュニアシングルスで優勝を飾った16歳の望月慎太郎。その望月が7月15日付けのジュニア世界ランキングで日本人男子で初めて1位になった。望月は、初…

「ウィンブルドン」で、日本男子初のグランドスラムジュニアシングルスで優勝を飾った16歳の望月慎太郎。その望月が7月15日付けのジュニア世界ランキングで日本人男子で初めて1位になった。

望月は、初めてのグランドスラムジュニアへの挑戦となった全仏オープンジュニアで、錦織圭(日本/日清食品)のジュニア時代最高成績を上回るベスト4に進出。そして今回日本人男子初の快挙となる優勝を飾ったが、この優勝によって得たITFポイント1,000によって、また新たな勲章が加わった。

ジュニア世界ランキングは2004年より現行の制度になっており、シングルスとダブルス両方で得たポイントを元に計算される。望月の今年の成績はシングルスで38勝10敗、ダブルスで29勝10敗となっている。

また望月は自身のTwitterを更新。「#1 @ITF_Tennis rankings! Wow!」とランキングページの画像と共に喜びをツイートしている。

望月は、優勝後のインタビューで今後の目標について「世界の1番になること。それだけと言ってもいいくらいの夢があるので。ジュニアでもそうですし、やっぱりATPで1番になりたいという気持ちが、今ずっと自分のなかでは大きいです」と話している。

錦織も果たせなかった日本人男子初となる快挙。まだ16歳の望月が、これからどのような成長と活躍を見せてくれるのか、期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン・ジュニア」での望月慎太郎

(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)